お兄ちゃんの代わり。3

遊園地 ページ12

レバーがガタンと下がった。




なんか急にドキドキしてきた…！





手で握りこぶしを作って、膝の前に置いて下を向く。これ、私が緊張とか心配とか、そんな時のついとってしまう行動。








千「大丈夫？顔、青ざめてるけど…？」








私「あ、はい…！」








二「そろそろ動くよ〜！」








急にがたんと動き出したジェットコースター。









カタカタカタと上へ向かっていく。









ゾワゾワゾワッと湧き上がる感情。









二「やべー！！ドキドキしてきたー！！」








隣にいる二階堂さんが叫んだ時、さっきまであった不安がわっと吹き飛んだ。









私「急に楽しくなってきたー！！」









千「おぉー！俺も、楽しくなってきたー！！」









3人して顔を見合わせて、大爆笑。








横「楽しそうだね」







藤「うん、なんか、もうちょっと絶叫怖い〜♡みたいな感じかと思ったら違った(笑)」








宮「いつメイド服着させよう…」









玉「なぁ、ミツ。俺ら、置いてかれてね？」








北「うん、分かる。すげー今足震えてるし。」









なんて、話をされてることは、知りませんでした(⌒-⌒; )









北「あ、待って落ちる」









『きゃぁぁぁ！！！！』








私「きゃーっ！！楽しいい！！！」






千「さいっこー！！」






二「やばい！！思ってたよりおもしれぇ！！」







2列目







藤「…風強っ」








横「…￥#'”&’-#@#♥￥/'＄'&」







宮「…でもなー、んー…猫耳もいいかもな〜」







3列目








北「( ºωº )ﾁｰﾝ」









玉「ご愁傷様です(-人-)」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す