お兄ちゃんの代わり。2

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横「はぁ。蒼真、大丈夫？」




むせてからまた、普通にご飯を食べ始めた。




北「また、水のむ？」





首をもぎ取るくらいの勢いで、横に振った。






北「めっちゃ嫌がるじゃん。」






玉「うわー、もう、玉森くん泣いちゃうもんねー。」






うわーん、うわーんって、わざと下手な泣き真似をしている玉森さん。






宮「玉の飲んだ水、そんなに嫌？」






私「いや、そういう訳じゃない…」






玉「じゃあなんで飲まないのー。うわーん、うわーん」







……う”……






これは、また飲まなければ…？






と手をまた水に伸ばした時、








藤「あ。待って。」




と、私の腕を掴んだ藤ヶ谷さん。





藤ヶ谷さんは、急に私のミネラルウォーターを持ち上げた。







藤「これ、俺の水だよ。」





私「え？」






千「え？そうなの？」






宮「じゃあ、その水は、蒼真と玉が飲んだ間接＆間接キスじゃん！」






藤「はは。わりぃわりぃ。」






私の水と、藤ヶ谷さんの水が交換された。







藤「その水、1回も口付けてないから。そっち飲んでいいよ。(小声)」





ぅ、うわぁ。






これこそホントのジェントルマン…






私「あ、ありがと。。。(小声)」





藤「いえいえ。蒼真、風引いてるからほかの人の口付けたら、菌移っちゃうとかとか思ってるんでしょ？」





ちょっと、理由は違うんだけど…





私「そ、そう…ほんとに、ありがと。(小声)」






って、返した。






二「千賀捜査官！横尾捜査官！藤ヶ谷と伊藤が、怪しげでございます！」





千「むむっ！これは、怪しいぞー！」






横「ちょ！蒼真！太輔を取るなー！！」





取ってもないし…





怪しくもないし…






なんて、思いながら藤ヶ谷さんの方を向いたら、







藤「蒼真とどんな関係でも、お前らには関係ないもん！」






って言われて後ろから抱きしめられた。






全-藤「「「「「「「ええええええええ？！？！」」」」」」」

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