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北山side



俺は、握りこぶしを作って、そのストーカーの元まで走った。




思いっきり振り上げた瞬間、





パシリと腕をつかまれた。





藤「やめろ……ミツ…」





北「離せよ!俺は、コイツに…っ!」





ストーカー「プクッ、ククッ…」





笑いをこらえるストーカー。





今すぐ殴りたい。



この拳を、振り下ろしてやりたい。





ストーカー「笑わせないでよ。」





北「お前なぁ!!」




藤「ミツ、やめとけ…」




俺の視線は、藤ヶ谷にうつる。




北「悔しくないのかよ!あんなやつに振り回されてたんだぞ?!」





藤「悔しいよ。悔しいけど…殴っても何の解決にもならないよ…!」





北「……っ……」





俺が腕の力を緩めると、藤ヶ谷も離してくれた。






ストーカー「手遅れですよ…みんな……」





藤「…は?……っ!!」





藤ヶ谷が、スローモーションで倒れていく。






藤ヶ谷の後ろに見える、影。




北「っ、ふじっ…!」





ストーカー「宏光くんを、ツカマエロ…」






それと同時に、たくさんの足音が聞こえ始める。





周りを囲む、黒い影。





北「お前ら誰だよっ!なぁ!近寄るなよっ!!」





俺は、藤ヶ谷に駆け寄る。






北「太輔!起きて!ねぇ、太輔…!」





藤「ミツ……逃げ、て…」






北「逃げられるわけないよ!太輔を置いて…!」





コツコツコツと、近づく足音。





その足音の先には、目がキラリと光るストーカーがいた。





ストーカー「しょうがないじゃないですか。宏光くんが、優しすぎるから…」







口にハンカチを当てられて、呼吸が苦しくなっていく。





やだ、ってもがきたいけど、声も力もうまいこと入らなくなった。




藤「ミ、ツ……ミ、ツッ…ケホッ、コホッ……」





ごめん。太輔…





信じられなくて…






……そこで、俺の記憶はぷつりと途切れた。

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玉森海叶(プロフ) - まほままさん» 二人共、やっと真実を知れたのに…のところで、急展開です…!ハラハラの展開を、乗り越えられるのか、見てってくださいね!続き待っててください! (2018年1月3日 19時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - キャーッ、なんだか大変な事になってきましたね( ; ; )二人は大丈夫なのか…とても続きが気になります! (2018年1月3日 19時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
玉森海叶(プロフ) - コメント、ありがとうございます!応援して下さると、感謝でいっぱいです!更新も張りきれます!( ´∀`)これからも、未熟な私の作品をヨロシクお願いしますm(*_ _)m (2018年1月3日 10時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - 玉森海叶サマ、ここもずっと読んでました。なかなかコメ出来なくてゴメンなさい。毎回ドキドキハラハラしながら読ませていただいてます!更新を楽しみにお待ちしていますねー! (2018年1月3日 3時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2017年10月13日 21時

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