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藤ヶ谷side
車を走らせて、俺の家まで戻った。
人気は愚か、電気すらもついていない。
まだ、来てないのか…?
合鍵、まだ持っててよかった…
きゅっと合鍵に力を入れて、鍵を開けようとした時。
?「やはり、来ましたか。」
その声は…
?「こんにちわ。」
フードをめくりあげて、ストーカーが姿を見せる。
藤「なんだよ。」
俺は、顔を知っている。
30代くらいの顔つき。
でも、深く、低い声。
サラリーマンのような格好をしているのに、笑った顔はサイコパス。
北山は、たしか、一度ストーカーが捕まった時に、
『顔を見てしまうと、ファンとの関係としてコンサートとか、俺らと直接触れ合う時に、来づらくなってしまうから。』
なんて、優しい言葉をかけていた。
藤「今更何のようだよ。」
ストーカー「うーわー……ジャニーズこわぁい。」
ほら、笑った時の顔。
サイコパスというのが正しいのだろう。
藤「聞いてんだよ。知ってんだろ。今俺らがどうなってんのか。茶化すために来たんだったら帰れよ。」
北山とは、もう関わらないって決めたはずじゃねぇのかよ…
ストーカー「熱愛報道、玉森さんから何か言われました?」
何か、言われた…?
藤「何喋ってんのかよくわかんねぇけど、とりあえず帰れ。通報するぞ?」
ストーカー「通報したら、バラしますよ。警察署から出てきた後、すぐ記者に。今すぐ電話もかけられますけど。」
藤「ばらせばいいじゃん。今言ったって証拠も何も残ってねぇよ。別に叩かれてもいいし。俺は、どんだけ叩かれようともミツと居れればいいし。」
ストーカー「つまらないなぁ……」
頭を抱えるストーカー。今がチャンスと、自分のポケットの中にあるスマホに手を伸ばした。通報しないと……
ストーカー「あの熱愛報道の写真、ばらまいたの俺なんですよね。ホテルで撮った写真。」
は…?
あの写真…?
ストーカー「うまかったでしょ?撮り方。クスクス…」
藤「お前ふざけn」
北「……は?何、言ってんだよ…」
藤「え……ミ、っミツ…」
物影に隠れていたミツが、顔を出した。
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玉森海叶(プロフ) - まほままさん» 二人共、やっと真実を知れたのに…のところで、急展開です…!ハラハラの展開を、乗り越えられるのか、見てってくださいね!続き待っててください! (2018年1月3日 19時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - キャーッ、なんだか大変な事になってきましたね( ; ; )二人は大丈夫なのか…とても続きが気になります! (2018年1月3日 19時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
玉森海叶(プロフ) - コメント、ありがとうございます!応援して下さると、感謝でいっぱいです!更新も張りきれます!( ´∀`)これからも、未熟な私の作品をヨロシクお願いしますm(*_ _)m (2018年1月3日 10時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - 玉森海叶サマ、ここもずっと読んでました。なかなかコメ出来なくてゴメンなさい。毎回ドキドキハラハラしながら読ませていただいてます!更新を楽しみにお待ちしていますねー! (2018年1月3日 3時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2017年10月13日 21時