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北山side



そっと、窓から覗いた。



こちらを覗く、黒い影。




俺を見つけたかと思うと手を振った。









北「ッチ……マジだ…」





俺はそうつぶやく。






戻る…か。






俺が戻ると、玉と宮は沈黙を交わしていた。






もしかして俺、疑われてる…?





北「わり…トイレ借りた。」





ちょっとベタな感じで、疑われなさそうな答えを返した。





玉「お、おう!」





やっぱり、ニカと同じで俺らのよりを戻そうとしてるのか…?







弟は、そんな無理なことをしてまで、戻そうとしてるのか…?






だったら、余計胸が苦しいよ。




伝えておこう。






言うのは、ツライけど…






北「あと俺はもう、藤ヶ谷と関わる気ないから。」





これでいいんだ。







おれは、扉を閉めた。







部屋は真っ暗。






なんか、そんな姿の方が俺には似合う気がする。






もう、いっそのこと影でもいいのかもしれないな。







守るものも、大切なものもない俺には。







伏せてたスマホをまた戻すと、スマホを耳に当てた。







北「窓、覗いたよ。」






これで、満足か?早く、電話を切ってくれ…






ストーカー「いや、もう1個…







,









家を出てって。」






北「は?……ココを、か?」





ストーカー「あぁ。ジャマモノが居ると、厄介なものでね。」




北「流石にそれは無理。断る。」





俺が頑なに断り、今度こそ、とスマホを耳から離そうとした。





ストーカー「二人のこと、ばらすよ?」




北「……。」






どうもコイツは逆らえない。






北「どうやってここ出てけばいいんだよ。」







ストーカー「適当に理由つけてよ。ほら、藤ヶ谷と抱き合った家にでも帰れば?」






北「ッチ、お前な!」






『プツッ、ツーッ、ツーッ…』







切られた。







帰りたくないけど、帰らなければ玉と宮のことをバラされてもおかしくない。






北「仕方、無い…」






帰る……しかねぇか。





重いため息を吐き出して、体育座りで丸まった。





すると、扉がゆっくりと開いて真っ暗な部屋に光が入ってきた。

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玉森海叶(プロフ) - まほままさん» 二人共、やっと真実を知れたのに…のところで、急展開です…!ハラハラの展開を、乗り越えられるのか、見てってくださいね!続き待っててください! (2018年1月3日 19時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - キャーッ、なんだか大変な事になってきましたね( ; ; )二人は大丈夫なのか…とても続きが気になります! (2018年1月3日 19時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
玉森海叶(プロフ) - コメント、ありがとうございます!応援して下さると、感謝でいっぱいです!更新も張りきれます!( ´∀`)これからも、未熟な私の作品をヨロシクお願いしますm(*_ _)m (2018年1月3日 10時) (レス) id: 84e81f6008 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - 玉森海叶サマ、ここもずっと読んでました。なかなかコメ出来なくてゴメンなさい。毎回ドキドキハラハラしながら読ませていただいてます!更新を楽しみにお待ちしていますねー! (2018年1月3日 3時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:玉森海叶 | 作成日時:2017年10月13日 21時

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