大好きだから。2

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藤ヶ谷said

玉「ガヤさん、ごめんっ。。。」



申し訳なさそうに謝るタマ。



でも、それはしょうがなかった。


北山と付き合ってることを伝えていたのは、兄組だけ。



つまり、ワタ、ミツ、俺しか知らなかった。




弟組には伝えてなかったから、タマが言ってしまったことは仕方無かった。



俺は、ミツと付き合ってたこと、



喧嘩したこと、


そして、何で報道で誤解が生まれたのか。





みんなに伝えた。






二「がやさんとミツ、付き合ってた、、、んだ。」



藤「伝えてればこんな事にはならなかったのにッ…」



しんとした空気を漂わせてしまった。







玉「オレとミヤの家でミツの面倒見るよ。俺の責任でもあるし、、、っ。」



藤「ほんとにごめん…っ。ありがと、な。」



横「太輔、、、俺んちで休むか？」



藤「いいのか…？」



横「太輔のことだから、家に戻っても何も食べないし飲まなくなっちゃいそうだから…」





藤「そうする、、、」



ーーーーーーーーーーーーーーー


北said


北「ッ！！」


楽屋飛び出して、撮影の本社の屋上まで駆け上がった。



まだ空は赤色に染まり始めた頃。



北「ウソつき、、、」



全部、嘘だったの？


空港に迎えに行ったあと、大好きって何度も言いながら、俺のこと抱きしめてくれたじゃんっ、、、



喧嘩したから、俺のこと見捨てたの？



空港から帰ってきたあとは、『好き』って思ってなかったって事でしょ？



俺のこと、、、嫌いなんでしょ？







所詮、お遊びだったってこと、、、








俺は息を殺して、泣き崩れた。

4→←2

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