〜さらら過去ver 後悔〜 ページ18
さらら「やっぱり私も行こう」
大沼井「動いて大丈夫なのか?」
さらら「大沼井さん…」
大沼井さんは私の上官であり、海さんの友人だ。
さらら「はい 私も一員なので休んでいるわけにはいけません」
大沼井「なら僕も一緒に行こう 人が多いに越したことはないからね」
さらら「ありがとうございます」
大沼井「これはひどい有り様だな」
建物が崩れ、瓦礫がすごい数になっていた。
ドカーンと爆発音が鳴る。
さらら「爆発…!」
大沼井「あそこは海が向かった方じゃないか?」
さらら「え…?」
確かにそうだ。あそこは海さんの向かった場所。
大沼井さんの通信機がなった。
仲間『大沼井さん、こちらに来れませんか?』
大沼井「どうした?」
仲間『こちらの怪我人が多くて、手が間に合わないんです』
それは応援要請だった。
大沼井「…わかった、今から向かう」
仲間『ありがとうございます…!』
大沼井「さらら すまないが、君一人だけで見てきてくれ 怪我人がいたら連絡を頼むよ」
さらら「わかりました」
爆発地は炎が高く上がっていた。
さらら「まだ残ってる人はいませんかー!いたら返事をしてください!」
海「さらら…!」
さらら「海さん!」
海「休めと言っただろう」
さらら「すみません…」
海「でも助かった 怪我人がいるんだ、手伝ってくれ」
さらら「はい」
海さんはすごい…。こんな炎が燃える中でも、一人で立ち向かってるんだから。
さらら「大沼井さん、怪我人がいました 今から怪我人を海さんと連れていきます」
大沼井『そうか…海さん無事だったんだな… わかった、気を付けろよ』
さらら「はい」(よし、行こう)
海「危ない!」
私の頭上からは、大きな瓦礫が崩れ落ちてきていた。
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櫻井 結奈(プロフ) - の~まるさん» ありがとうございます(^∇^) (2017年9月22日 13時) (レス) id: a72143dd88 (このIDを非表示/違反報告)
の~まる(プロフ) - すごく面白い!!続きが気になる! (2017年9月22日 13時) (レス) id: 69940f8b15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻井 結奈 | 作成日時:2017年9月21日 2時