3席目 ページ3
貴「ここだ、ポアロ、、、。イケメンさんが目当てとか思われたくないな、はっはっ、、。」
ようやくたどり着いて、外から店内の様子を眺めてたら女の人がほうきを持って外に出てきた。
梓「こんにちは、よかったら中入られますか？」
貴「は はい、お邪魔します！」
梓「お邪魔だなんてそんな、どうぞどうぞ いらっしゃいませ。」
女の店員さんは入り口を開けて快く私を迎え入れてくれた。ありがとうございますと言って中に入ると、心地よいコーヒーの匂いがふわりと香ってきた。
その香りに誘われるまま店内の空いてる席を探してみる。
テーブルには女子高生と仕事帰りのサラリーマンが数人
カウンターにも談笑するサラリーマンが4人座っていた。
安「いらっしゃいませ。お好きな席に、どう、、ぞ？」
と思ってたけど、、、。
、、、またこの感情だ。
悲しくて、寂しくて、心臓が締め付けられる。なんとも言えない気分に泣いてしまいそうになる。
そこに座る4人は少し、、、体が透けていた。
安「あの、大丈夫ですか？」
貴「うわぁっ！すみません、ぼーっとしちゃって、、。」
周りが見えないくらい感傷に浸っていたら、心配そうに顔を覗き込まれていた。
安「貧血でしょうか心配ですね、よろしければ掛けてお待ちになって下さい。」
そう言って男の店員さんはまた厨房に戻っていった。
私もそそくさと��この人たち��の隣、奥から2番目のカウンターに座った。
それにしても、なんてさわやかな笑顔のイケメンさんなんだ、彼が噂の安室さんか、
本当にイケメンだわヤバい黒肌金髪の甘々笑顔のイケメンとか初めて見たよ！
さっきのシリアスな感情は何処へやら、私の頭の中はもうこのイケメンに埋め尽くされ、頭を抱えて悶絶している。
でもやっぱり隣人さんが気になるわけで、左隣のサラリーマンさんをチラ見すると、顎からもみあげまで短い髭をはやしているこちらもまたイケメンさんだった。
こっちも悶絶もんだわ、類は友を呼ぶってか。
この人も他の人も楽しんでるはずなのに、でもやっぱりどこか悲しそうに安室さんを眺めている。
彼もまた、作業をしながら悲しい目で笑っているように見えた。
こんなに賑やかなのに、安室さんには伝わらないだろうな。
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イアデビル(プロフ) - めっちゃ！すごく！面白いです！幽霊になった警察学校組めっちゃ好きです！！更新待ってます！頑張ってください！応援してます！ (2020年4月5日 19時) (
レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
とりまおさん(プロフ) - 颯さん» お世辞でもありがとうございます！今は降谷ターンなので今後期待してて下さい笑笑。これからも頑張ります！ (2019年9月14日 17時) (レス) id: 0f6891f386 (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 面白い！もっと4人出た方がこの話の個性が出てていい気がします！ (2019年9月14日 17時) (レス) id: 20ceef7687 (このIDを非表示/違反報告)
とりまおさん(プロフ) - さちさん» さちさん見捨ててなかったんですね！！感動です、ありがとうございます！頑張って完結させます！ (2019年8月28日 21時) (レス) id: 0f6891f386 (このIDを非表示/違反報告)
さち - やっぱりおもしろいです。続きが待ち遠しいです。よろしくお願いします。 (2019年8月25日 21時) (レス) id: eee5492700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とりまおさん | 作成日時：2019年7月26日 21時
