トラブルメーカーは編入してトラブルヒーローになるらしいです【ヒロアカ】 (ページ5)

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第三話　障害物競争！ページ5

ミッド「運命の第1種目…今年は…コレ！」

そう言ってモニターに映し出されたのは『障害物競争』の文字だった。

貴方「おー。楽しそうだなぁ…。」

ミッド「計11クラス全員参加のレースよ！
コースはこのスタジアムの外周約4キロ！
我が校は自由さが売りよ！」

そうすると、なんか女の先生が舌なめずりして言った。

ミッド「コースを守れば…何をしたって構わないわ！」

………やばくない？

ミッド「さぁさぁ！位置につきまくりなさい！」

何をしたって構わないって…。

貴方「私には関係ないんだけど…。というか逆に私のせいで大変なことになりそう…。」

心配だなぁ…と、渋々位置につく。

貴方「夏木…夏都…。」

お姉ちゃん、頑張るからね。
ていうか…見に来てるかなぁ…？
ま、いいか。

ミッド「スタート！！」

今は、目の前のことに集中しよう。

マイク「さーて！実況していくぜ！解説Are you rady!?ミイラマン！」

相澤「勝手に呼んだんだろうが…。」

マイク「早速だがミイラマン！序盤のほうは！」

相澤「今だよ…。」

貴方「ちょ、狭くない！？てか前見えない！えっ！？今どうなってんのこれ！？」

只今、入り口が狭すぎて背が小さい私は押しつぶされております。

てかどうしようこれ…。人の上に乗った方がいい？
このままじゃ前も見えないしなぁ…。

よし、頑張って上に行こう。

私はとりあえず、前にいる人の肩を掴んで頑張って抜け出す。

貴方「ふぅ…やっとだ…。空気が美味しい…じゃない早く前に行かないと。ごめんね！頭踏んじゃうけど！」

そうやって何とか前に進んでいたその時。

轟「最初のふるい…。」

と、前にいたなんか紅白頭の男の子が呟いたのを聞き取った。

すると、地面がたちまち凍っていった。

貴方「寒っ！なんかごめん！下の人たち！」

私は今人の上にいる感じなので、足とかは氷漬けにされていない。

八百万「甘いわ轟さん！」

わー。凄いなあのポニテの子…綺麗だなぁ…。
てかそんなこと考えてる場合じゃない。早く行かないと！

私は人の上から降りて、氷の上を走った。

貴方「やっぱ走りにくいべ…。」

とりあえず…これでいいか…。