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普段の態度や脳天気な振る舞いからは意外に思われるかもしれないが、仕事をこなすのは非常に早い。これは元々の適性や長年の経験によるものである。基本人前で仕事は行わないため、その書類さばきの迅速さかつ正確さはあまり知られていないが、彼は頭脳派で優秀である。作戦考案も得意で、敵と味方の性質を合わせて考えて適切な配置をし、無駄なく効率の良いものを考案する。ちょっとやそっとのことでは動じない強さがあり、イレギュラーな状況での臨機応変な対応が上手く、非常時にいてくれるとかなり安心できる存在である。
また、彼がやらなければいけない仕事は膨大で自分のために使える時間などほとんどないが、手際の良さとペース&時間配分の仕方、今やるべき仕事と後回しにしていい仕事の判断が上手いため、部下たちの様子を見て回る余裕があり、あたかも暇である様に見せることが出来ている。目の前に積み重なった書類や問題を解決することも当然重要だが、それだけでは組織を円滑に回していくことが出来ないし、団長として他にも同じくらい重要で必要なことがあるとわかっている。それは、例えば部下とのコミュニーケーションだったり、自分の目と足で情報を集める事だったり、健康的な生活を営むために善処することであったり………そういうことである。
そんなこんなで、常に余裕がなく忙しさを見せびらかしている者や、タスクに終われ睡眠時間や食事をごりごり削っている者などのことは、「能力不足」、つまり「無能」だと考えている。そしてそういった者は周りにも悪影響を及ぼすため、「無理するなよ〜」と声掛けしたり、食べ物を押し付けたりしている。しかし銀腕の現在的に、多少の無理をしなければいけない状況であることは分かっているので、限界ギリギリまではまあ頑張ってもらいたい、でも過労で倒れられるなんてことがあったらもう溜まったものじゃない(周りの負担的にも、世間からの目的にも)ので、それだけは勘弁して欲しいらしい。自己管理も仕事のうち、というのが彼の談。
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