第30話：僕自身が ページ32
入間side
僕は昨日、先生の生まれをおじいちゃんから聞いた
先生が帰ったあと、ずっと気になっていた質問をおじいちゃんにぶつけてしまったから
ーーーー
「僕、A先生のことがもっと知りたいです。どうやって先生になったのか………とか」
ーーーー
オペラさんは些か不満気だった気がするけど…
———話は前日まで遡る———
僕の質問に快諾したおじいちゃんは、話が長くなるよ？といいながら魔茶を持ってきて相向かいに座った
1口飲み、ふぅと息をついた後、あのコに出会ったのはね……とおじいちゃんは遠い目をしながら語り始めた
まるで、過去の情景を思い出すかのように
ｻﾘﾊﾞﾝ「あれは…僕が初めてあのコに出会ったのは…僕が偶然街に出かけていた時のことだったね」
ｲﾙﾏ「へぇ…！」
ｻﾘﾊﾞﾝ「初めて会った時のAちゃんときたら…キョロキョロしていて本当にもうすっごく可愛くて！もちろん今も可愛いけどね♪」
ｲﾙﾏ「……へ、へぇ」
ｻﾘﾊﾞﾝ「でも、とても辛そうな顔をしてた………よく覚えているよ」
ｲﾙﾏ「…！」
辛そうな、顔
ｻﾘﾊﾞﾝ「最初は僕も何を言ってるのかよく分からなかったんだよね。死んだはずなのに、とか…傷痕すら残ってない…とか。あとどうして角が生えてるのか聞かれたね」
ｲﾙﾏ「えっ」
死んだはず…傷痕…？
しかも悪魔がみんな持ってる角を知らない…
僕的にはひとつしか考えられなかった。だって、
ｲﾙﾏ「もしかして、A先生は」
ｵﾍﾟﾗ「…」
ｻﾘﾊﾞﾝ「そう、何らかの事故や事件で人間界での生を終えて、
ｲﾙﾏ「やっぱり…」
他の誰でもない、僕が、僕自身が人間だったから
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えんさん(プロフ) - 霧隠紫音さん» はい！m(_ _)m (2022年6月12日 21時) (
レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
霧隠紫音(プロフ) - 嬉しいです！もし機会があれば私の作品も読んでみてください！駄作者なりに頑張っています！ (2022年6月11日 17時) (レス) id: 3b05bc2eb8 (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - 霧隠紫音さん» そうだったのですね！あまり小説書くのは上手ではないですが、占いツクール歴自体は長めなので…もし少しでもお力になれる事があればいつでも聞いてください！^^* (2022年6月11日 17時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
霧隠紫音(プロフ) - なるほど！私も昨日、小説書き始めたばっかりなので機会があればぜひアドバイスをください！ (2022年6月11日 17時) (レス) id: 3b05bc2eb8 (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - 霧隠紫音さん» イルマくんの作品は今回が初めてですね！ (2022年6月11日 17時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えんさん | 作成日時：2022年6月8日 22時
