第18話:来た傍から帰りたい ページ20
「おはようございます」
ダリ「おはようございますA先生!」
マルバス「おはようございます。って、A先生大丈夫ですか…?」
「え、何がですか?」
職員室の扉をあけ、自分の机へ荷物を置く。
すると、マルバス先生が不安そうに声をかけてきた
マルバス「なんか…すごく顔色悪いですよ」
「えっ」
朝、鏡で確認してきたはず…
やはり割れた鏡ではダメかっ…まさか開口一番それを聞かれると思ってないから驚いてしまった
ダリ「え、A先生調子悪いんですか?カルエゴ先生も今日休みですよね?」
スージー「風邪なら薬草摂って休んでいた方がいいですよ、ふいっ」
「いえ、風邪では……」
スージー「それじゃあ、貧血ですか?」
ああ、さすがスージー先生だ。一瞬でバレてしまった
机に頭をもたげながら私は小さく肯定の返事をした。正直言うと仕事どころではない。今すぐ家に帰って寝たい。
ただ…
ブルシェンコ「これで少しは緩和するといいですが」
困ったように微笑を浮かべながら半永久(ヒール)を使ってくれるブルシェンコ先生。相変わらずの優しさにそれだけで少し心が和らいだ
「ありがとうございます。ちょっと楽になりました」
ブルシェンコ「ならば良かった」
カルエゴが休んでいる以上、私がしっかりしないとなのだ。とりあえず今日は魔力を一切使わずに家に帰るとしよう
ダリ「さて、今日も忙しくなりますよ。みんな頑張りましょう!」
「「「はい!!」」」
モモノキ「A先生!今日の会議の資料です」
「あ、ありがとうモモノキ先生。ただ今日は私少し行くところがあるんだ。悪いけど会議は遅れるよ」
それに、私はいらない会議だ。ただ相槌をうっているだけの会議ならば出ても仕方ない。
「予算のことはダリ先生と理事長に一任するから。」
モモノキ「は、はい!分かりました」
さて、行くか
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えんさん(プロフ) - 霧隠紫音さん» はい!m(_ _)m (2022年6月12日 21時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
霧隠紫音(プロフ) - 嬉しいです!もし機会があれば私の作品も読んでみてください!駄作者なりに頑張っています! (2022年6月11日 17時) (レス) id: 3b05bc2eb8 (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - 霧隠紫音さん» そうだったのですね!あまり小説書くのは上手ではないですが、占いツクール歴自体は長めなので…もし少しでもお力になれる事があればいつでも聞いてください!^^* (2022年6月11日 17時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
霧隠紫音(プロフ) - なるほど!私も昨日、小説書き始めたばっかりなので機会があればぜひアドバイスをください! (2022年6月11日 17時) (レス) id: 3b05bc2eb8 (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - 霧隠紫音さん» イルマくんの作品は今回が初めてですね! (2022年6月11日 17時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えんさん | 作成日時:2022年6月8日 22時