119.今やるべき事 ページ27
「神楽ちゃん…その、大丈夫？」
神「なんでアルカ？」
「いや、女の子なのに5人も支えて体痛めてないのかなって言う…」
列車内に湧いてくる浪士共を斬り倒し、私たちは進んでいく
闘ってる最中でもこんな話ができる程、奴らはあまり強くなかった
新「そっか、Aさんは神楽ちゃんが夜兎族だって知らないんでしたね。」
「夜兎族？ああ、傭兵部隊の。え、神楽ちゃんが？」
神「控えおろう！我こそが夜兎族、歌舞伎町の女王神楽アル！！」
「ははぁー！」
近「ちょっとAちゃん万事屋真面目に闘ってくれる！？」
大きな声を出しているんだろうが、ゴロツキ共や駆動音でよく聞こえない。
まあ何が言いたいかは何となくわかるけど。
さて、冗談は置いておいて
「近藤さん、伊東連れてとにかくどっか隠れててください！」
近「…隠れる場所なんざねェよ！それに大将が仲間置いてどっか行けるか！」
「いや、大将だからこそでしょ！それにうまく歩けもしないような怪我人連れて闘えるんですか！！」
近「ねぇホントにさっきまでふざけてたAちゃんですか！？」
「そんなの敵がよわいから…！！…ん？」
待てよ、列車は止まってるのに…
さっきからこの騒音は…何……？
「まさか…！！」
慌てて外を見てみれば、案の定先程と同じようなヘリがそこにはあった。
土「伏せろ！！！」
「2人ともこっち！！」
咄嗟に近くにいた神楽ちゃんと新八くんを抱きこんでしゃがむ。
まさか、他にもヘリがあったなんて
完全に油断してた…！隊士も、武士も失格だ私は！
もっとちゃんと見ていればこんなことには…！
「…っ」
いや
後悔は、今やるべき事じゃないだろう、A！
「クソっ、どうすれば……」
銃弾の嵐で、前もよく見えない。
十四郎達が無事なのかも見えない。
そろそろこの列車自体危ない…
と、思った矢先。
ヘリは弾切れでも起こしたのだろうか、何故か距離を置き始めた。
動くなら今だ…！！
「2人はここにいて、私はヘリを…って…」
え？
「い、伊東……？」
近「なっ……」
伊「ぐっ…ぶはっ……」
土「伊東ォォオオ！！」
そこには、十四郎達を守るかのように立ちはだかった血だらけの伊東の姿があった。
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えんさん(プロフ) - はにまるさん» はにまるさんコメントありがとうございます！！ま、マジですか……！！一気見してくださるなんてめちゃくちゃ嬉しいです！！！ありがとうございます！！これからも亀更新ですが頑張っていきますのでよろしくお願いします！！ (2020年4月22日 3時) (
レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
はにまる - 一気見しちゃいました。とっても面白いです！お忙しい中素敵な作品をありがとうございます (2020年4月15日 10時) (レス) id: 20c0fe3fbc (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - 美月さん» 美月様…同い年なのですね！！大変ですよね、この上にさらに弔事まで重なってしまって毎日ヘトヘトです…汗 なんて嬉しいことを言ってくださるんですか….！！ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年12月16日 1時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - インターンや就活準備、大変ですよね。おそらくえんさん様と同学年なのですが、私も忙しい日々の息抜きがこれを読むことになってます(^ ^)更新、楽しみにしてます！！ (2019年12月15日 23時) (レス) id: c64cf7ce50 (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - かっちゃんさん» かっちゃん様！お待たせしてしまい申し訳ないです！！本当にありがとうございます！(´TωT｀) (2019年12月13日 15時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えんさん | 作成日時：2019年12月3日 23時
