73.誤解 ページ28
「で」
なんで、こんなことになった
銀「おう、ここだ、俺ん家」
これじゃあ完全にサボりじゃないか!
私仕事はじめて早々何してんだ
「いや。あの、なんで私ここに…?」
銀「久しぶりの再会だ、仕事なんか忘れて語り合おうや」
「それ夜言う言葉だよね?今ガッツリ昼間なんですけど」
銀「俺にとっちゃ昼も夜も変わんねーよ。ようやくお前に会えたんだ、話くらいさせろ」
「さっき散々話したよね!?」
何故か抱き締められたあと、そのまま流れで銀時の家まで来てしまった
なにこれ?これからどうなるの?とかなんも考えてなかった私もバカだが、隊服姿の私をそのまま連れていく銀時も銀時だ
「このまま過ちが起きてしまう前に私は帰る!」
銀「おい待て!その言い方じゃまるで俺が犯罪者みてェじゃねェか!違ェよ!」
「会えたのは嬉しいけど仕事しなきゃだし、何よりそういうのは銀時も好きな人とするべきだからー!」
銀「違ェってだから!!お前やっぱ辰馬並に話聞かねェな!10年前となんも変わってねェな!!」
銀時の家の玄関で、ドッタンバッタンと逃走劇、いや激しい闘争と書いて闘争激を繰り返す
すると、ガラス戸の奥から何やら人影が現れた
新「ちょっと!!!いくら昼間だからってうるさいですよ銀さん!もう少し静かに……って」
「…え」
銀「新八、丁度よかった頼むから誤解といてくれ!」
新「テメェェェェ!!!」
ふごぉ!っという音と共に、銀時は崩れ落ちる
眼鏡をかけた少年が見事に決めたアッパーだった
思わず拍手したくなるくらいの
新「おい腐れ天パ何やってんだ!!白昼堂々女性を連れ込もうとするなんて!!外道だよ、見損なったよ!!」
銀「ち、違ェってコイツは…ごふっ」
銀時の弁解も聞かず、馬乗りになって銀時をボコボコにしている少年。
彼が銀時の言っていた従業員、だろうか。それとも銀時の子供?にしてはデカすぎるな
神「うるさいネ…せっかく気持ちよく寝てたのに何してるアルか…え」
「…あ」
色々と思案していると、もう1人ガラス戸を開けて女の子が出てきた
髪を下ろしているが、橙色の髪、白い肌、青い瞳……
間違いない
「だん、ごむすめ……いや、歌舞伎町の女王…神楽ちゃん!!」
神「あーー!!マヨ子!!!なんでお前がここに!!」
訳の分からない私は、殴られている銀時を横に呆然とするしかなかった
つーかマヨ子ってなんだ
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えんさん(プロフ) - ミカさん» ミカさんまたまたコメントありがとうございます!!そう言っていただけると本当に嬉しい限りです!!^^ はい!!頑張りますね!! (2019年10月19日 2時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 続編ありがとうございます!最初から読ませてもらっていますが、もう、めっちゃ好きですw更新無理せず頑張ってください!! (2019年10月17日 17時) (レス) id: ee1104400e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:えんさん | 作成日時:2019年10月15日 23時