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1.団子娘 ページ3

Aside



季節は夏真っ只中。
店にやって来てくれた常連さん達と暑いねぇ、なんて談笑しながら私は空を見上げる


ラムネ色の爽やかな空が見えなくなるほどに眩しく照りつける太陽。
あまりにも眩しくて、顔が自然と険しくなる






客「ちょっとAちゃん顔怖いよ?」


「酷い、全く怖くないですよ私」


客「何言ってんのそんな瞳孔ガン開きの目して」




なんだと、と思いながらもまぁ、瞳孔は確かに開いてるな、と納得してしまう自分が悲しい



ふと、町を歩く人々に目がいく





「あっ!」





その中に見覚えのある娘っ子が1人、スキップでこちらに向かってきていた
忘れるはずもないあの赤いチャイナ服、蒼い目、橙色の髪、白い肌…



あれは…






「おやっさん、やばいです!団子娘が来ました!」


お「団子娘ェ?」


「あれですよ!チャイナ!!この間うちの在庫にある団子全部食い尽くしてったあのガキんちょです!」


お「ああ、あのチャイナ娘か!そりゃやべェな、おいA、お前なんとかしてこい」


「無茶言わないでください!」





そんなの無理です!と口に出そうとしたその時、






神「チャイナ娘って私の事アルカ?」


「えっ!」






後ろには既に店にたどり着いていた団子娘がいた
首を傾げて私たちを見つめるその姿に私はしどろもどろになる





「あ、いや…その……」


神「ま、いいアル、それよりあんこ10本ちょうだいネ」


「あ、はい!」







10本…か、この間は一発目から200頼んで片手で抱えて持って帰ったというのに
しかもツケで帰ってしまったのだ、確か…ぱち…なんとかって言う人に「ツケとけヨ!」なんて言って





「おやっさん、今日はあんこ10本らしいです」


お「おう、じゃあ今日は客だな、できるのに時間かかるからお前世間話でもしてきな!」


「はいはい」






今日は、ということはこの間はやっぱり客だとは思っていなかったんだな…
と苦笑いしながら私は団子娘ちゃんに話しかけにいった

2.似てるアル→←設定 (画像アリ)



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設定タグ:銀魂 , 土方十四郎 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
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えんさん(プロフ) - ミカさん» ミカさんありがとうございます!!嬉しいです!^^* 頑張ります!! (2019年9月29日 17時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - おもしろいですね!過去回想篇の続きが楽しみです!更新無理せず頑張ってください^^ (2019年9月29日 11時) (レス) id: ee1104400e (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - 雷斗 さん» 雷斗さん…よくお分かりになりましたね…!!ありがとうございます!!頑張りますね!^^* (2019年9月23日 23時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
雷斗 - 土方のツンデレがこれから入ってきそうですね笑笑すごい面白いです!これからも頑張ってください! (2019年9月23日 23時) (レス) id: ecb0b24c21 (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - 彼岸花さん» わああ!!彼岸花さんありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2019年9月23日 19時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えんさん | 作成日時:2019年9月18日 2時

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