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13.働くんじゃないのか ページ15

沖「へぇ、それで真選組(ここ)に来たってワケですかい」


近「なるほどなぁ、Aも大変だったんだな…」




あの後…
私は、可愛いあの彼、もとい山崎退さんのせいで総悟や近藤さんから説明を求められた
おかげさまで色々な昔話(まずいところは全部省いた)をしなくてはならない羽目に…
まったく…








「まぁ、それなりですよ、今は楽しくやってます」




江戸にやって来て、倒れていたところをおやっさんに助けて貰ったこと
団子屋の看板娘(そんな歳ではないが)として働いていたこと
恩返しでやってきた団子屋だけではキツくなってきたこと

思い出せるだけの昔話を私は2人に話した
近藤さんは「そうかそうか!」と楽しそうに聞く中、総悟は相変わらずつまらなそうに話を聞いていた
話が終わると同時に総悟は少し難しい顔をすると、こう口にした






沖「近藤さん、団子屋やってたってことは、昨日の事件って姐さんじゃねェですかィ?」


近「あぁ、俺もそう思う、Aならやりかねん」


「昨日の…事件?」


沖「攘夷浪士が団子屋の前でぶっ倒れてたんでさァ、姐さんなんか知りやせんか?」




あー………
まさかここでこの話題が来るとは…





「あぁ。それか。うん、私だよ」


沖「それなら納得できやした、姐さんならできて当たり前でさァ」


近「だな!しかし本当に立派な女性になったな!お父さんは嬉しいよ…」


「誰がいつあなたの娘になりましたか、まあ、ありがとうございます」




ほとんど年齢変わらない近藤さんが目を潤ませながらそう言うもんだからおかしくなってしまった
とても懐かしい感じだ、前と変わらず2人は楽しそうに笑っている


…ただ1つ、前と違うのは
十四郎(おとうと)がここにいないことだった





「びっくりしたけど、会えてよかったです。十四郎も…元気そうですし。それじゃあ、そろそろ失礼しますね」





名残惜しいものの仕方なく席を立ち、2人に挨拶をして客間からでようとしたその瞬間





近「え?A、真選組で働くんじゃないのか?」


「………え?」







やっぱり、そこに戻っちゃうの??

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設定タグ:銀魂 , 土方十四郎 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
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えんさん(プロフ) - ミカさん» ミカさんありがとうございます!!嬉しいです!^^* 頑張ります!! (2019年9月29日 17時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - おもしろいですね!過去回想篇の続きが楽しみです!更新無理せず頑張ってください^^ (2019年9月29日 11時) (レス) id: ee1104400e (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - 雷斗 さん» 雷斗さん…よくお分かりになりましたね…!!ありがとうございます!!頑張りますね!^^* (2019年9月23日 23時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)
雷斗 - 土方のツンデレがこれから入ってきそうですね笑笑すごい面白いです!これからも頑張ってください! (2019年9月23日 23時) (レス) id: ecb0b24c21 (このIDを非表示/違反報告)
えんさん(プロフ) - 彼岸花さん» わああ!!彼岸花さんありがとうございます!!これからも頑張りますね!! (2019年9月23日 19時) (レス) id: cfaad42937 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:えんさん | 作成日時:2019年9月18日 2時

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