１５ 氷室辰也 電話 ページ16
ぴりりりり・・・
机の上においておいた携帯がブルブルと振動している。
「誰だろう・・・こんな遅くに。」
今は１１時。もう彼女は寝てしまっているだろうか。
ディスプレイに表示されている名前を見ずに通話ボタンを押す
「もしもし。」
「も、もしもし。辰くん？」
Aだ。俺の彼女。寮に住んでいるがAとは棟がちがうからなかなか会えないのだ。
まぁ部活で会っているけど。
「そうだよ。こんな時間にどうしたんだい？」
「ぇ、えっと声が聞きたくなって・・・もしかして寝てた？」
なんて可愛い理由なんだ・・・
「いや、起きてたよ。それよりも珍しい・・・というか初めてじゃないかな？電話してくるなんて。」
「そ、そうかな？べ、別にそんなつもりはなかったんだけど・・・ひゃぁ！？」
突然聞こえてきた悲鳴に驚いて俺は受話器に耳を傾けた。
「あはは、A驚きすぎｗｗたかがホラー映画じゃんｗｗ」
「こ、怖いものは怖いんだもん。それより・・・」
なんだホラー映画見ていたのか・・・またそれも可愛い。
「ご、ごめんね。こ、怖くて・・・」
「ぜんぜん構わないよ。いつでも電話して。俺も声が聞きたいから。」
「う、うん！なんか辰くんと話してたら安心しちゃった。ありがとう。おやすみ。」
プツリと電話が切れたあとも俺は携帯を握り締めていた。
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名無し86508号(プロフ) - 鹿野穂乃花さん» ありがとうございますm(_ _)m (2016年5月8日 21時) (
レス) id: c7aadbed13 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野穂乃花(プロフ) - 名無し86508号さん» わかりました！ただいまより直行いたします！ (2016年5月8日 20時) (レス) id: f55f220c79 (このIDを非表示/違反報告)
名無し86508号(プロフ) - 面白いですね！私的には赤司様の溺愛のお話が好きです！更新頑張ってください！私も黒バスの小説を書いているのですが、作品の評価、コメント(アドバイス)お願いできませんか？題名は『狂った果実と毒林檎』です (2016年5月8日 20時) (レス) id: c7aadbed13 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野穂乃花(プロフ) - ゴッヒーさん» ありがとうございます！更新亀ですが頑張ります！ (2015年10月25日 15時) (レス) id: 41f5e13fd5 (このIDを非表示/違反報告)
ゴッヒー(プロフ) - 鹿野穂乃花さん» いえいえ 面白いので頑張ってください!!今吉さん愛してる!!!!!!! (2015年10月25日 15時) (レス) id: 5305df956d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鹿野穂乃花、しぃふぁ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2015年9月11日 22時
