7*特訓 ページ9
私たち三人は練習場へ向かった。
そこは白くだだっ広い部屋だった。練習している人が何人もいた……やはり上手である。
あんなふうにできたらかっこいいだろうな〜…
まてよ、ここで私ちゃっかりできちゃったりして…!きゃあ、私天才!!
そうして「すごいね、入ってもらえてよかったよ!」とかいわれちゃったりして…!?
どうしましょう!!
「桜音ちゃん、まず基本からやってみるからね。」
「はい!」
そう、練習にはともさんが付き合ってくれるようです!
万が一怪我したときのためにソーラさんがいてくれます。ナースの天使…?いや、服は制服だけど、あるいみそうだよね!?治療してくれるんだもんね!?
「最初に教える基本魔法は、『フロート』っていう、ものや自分を浮かせることができる魔法だ。ちょっとやってみるから『こんものなんだな』みたいに思って。」
「わかりました。」
「フロート」
その瞬間、ともさんの体が床からはなれた。
「おお〜」
何となく拍手してみた。
「まあ、拍手するほどのものじゃないんだけどね。」
そういってほほ笑んだ。
そのとたんどこからか声が聞こえた。
「あれ、茜 智輝じゃん。」
「本当だ…!」
「どうしてここにいるわけ?」
「トップが練習場で練習すんの?してほしくな〜い。」
「ねぇ〜、あんなことしてみせつけてれじゃね!?」
「うわ〜ありえる〜。」
「何それうっざ〜。」
私はともさんに話しかけようとした。でも…
悲しそうに唇をかみしめているともさんに、話しかける言葉が無かった。
そして、ともさんだけじゃなく、ソーラさんもだった。
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ゆぽぽん(プロフ) - 日新さん» そっす。掛け持ちだけどまだ書き溜めてあるからへーきw (2015年8月10日 23時) (レス) id: 5695a572c6 (このIDを非表示/違反報告)
日新(プロフ) - チッス!お気に入りと評価したぜ!また掛け持ちだね!(やばっ自分の掛け持ちも更新しなきゃ←)更新Fight!(p`・ω・´q) (2015年8月9日 16時) (レス) id: f9caf9dfa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆぽぽん | 作成日時:2015年8月9日 12時