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◇ 心に棲むオニ ページ15





.....何この状況


「 あ...あの,百夜A君!あの時は,吸血鬼から助けてくれて...ありがとうございました... 」

『 は,はぁ... 』

「 貴方が好きです!私の気持ち,読んでください!」



.....ほんとに何これ

告白ってやつ?


『 あ,あの... 』

「 じゃ,じゃあね!」


あ,帰ってった...

.....この手紙,どうしよう


シ「 流石,吸血鬼から学校を救った英雄さん モテモテですね〜 今度はあの子を泣かせるんですね 」

『 今度はッて,何もしてないし... それに吸血鬼と対峙したのは優で,トドメ刺したのは中佐だけど... 』

優「 お前,返事すんのか?」

『 するわけ無いだろ そんな事してる暇ない 』

優「 だよな〜 」

シ「 あ〜あ,そんなこと言っちゃうんですか あの子が可哀想だなぁ 流石,童貞のお二人ですね 」

優「 てめぇ... 」

シ「 でも,童貞は悪ですよ なにせ我ら日本帝鬼軍は,カップル成立を日々推奨してるんですから 」


日本帝鬼軍がそんなことするわけ無いだろ....


シ「 世界は一度滅びました それは未知のウイルスのせいで,大地に現れたバケモノ達のせいで... もう人口は激減です この世界は,もはや人間には優しく無い 」


まぁ確かにな...


シ「 ですが,日本帝鬼軍は残った人間を取りまとめ,増殖させて世界の覇権を狙う! 」

『 ...何言ってんだ 』

シ「 さぁ産むのです,増えるのです!ビバ!不純 異性 交遊!」


楽しそうだな,コイツ...


というか...


『 シノア 俺達は吸血鬼殲滅部隊に配属されたんだよな?なのに何で,まだ普通高校なんだよ... 』

優「 あ,それは俺も思った 」

シ「 やー,その辺の文句は中佐にどうぞ 」

優「 グレンの馬鹿 全然,軍の執務室にいねぇだろうが!どうやって文句言うんだよ!」

『 確かに,中佐居なかったな... 』

シ「 中佐の事を私に怒鳴られましても... それに,殲滅部隊の訓練なら,もう始まってるんですけどね... 」

『 え?』


そんなのあったか?

心当たりがないんだけど...


シ「 貴方達が心の底から欲しがっているものを,手に入れるための訓練が.... 」

優「 俺達が,心の底から欲しがっているもの...?」

シ「 貴方達が欲しいもの それは...これでしょう?」


そう言うシノアの手には,小さな棒が握られていた


なんだアレ.....


そう思っているといきなり鎌が現れ,
シノアの背後に黒い影が現れた



『 それって.... 』

シ「 私が契約している鬼__四鎌童子です 」



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百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます!すみません,気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした!これからも,ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜! (2018年11月15日 8時) (レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです!面白くて主人公好きです!! (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雨寧 x他1人 | 作成日時:2018年10月13日 20時

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