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『 四鎌童子... 』
優「 これが,吸血鬼を呪い殺せる...鬼呪装備か... 」
あれがあれば,吸血鬼を殺せる...
優「 これがあれば,俺も一人で吸血鬼が殺せる... 」
シ「 いえ,一人じゃ無理です そろそろ協調性ってものを覚えてください 」
シノアの言葉を聞かずに,
優は腰にかけている剣に手を掛ける
...何する気だ？
優「 おいシノア,それ寄越せよ それ持って,俺は吸血鬼どもに復讐に行く 」
『 .....馬鹿かよ 』
シ「 はは,他人が契約した鬼の武器は使えません 」
優「 だったら,その武器の実力見せてみろよ！」
優は刀を抜き,シノアへと向かって行く
一般装備が,鬼呪装備に敵うはずないのに
甲高い金属音をあげ,鎌と刀がぶつかる
思った通り,シノアは楽々と優の刀を抑える
シ「 はぁ... シーちゃん,この馬鹿殴って〜 」
シノアがそう言うと,
背後にあった影が優に向かって行く
『 あれも動くのか... 』
優は咄嗟に受け身をとったが,
呆気なくフェンスまで飛ばされる
圧倒的な力の差だ... あれが鬼呪装備.....
優「 まじですげぇな,それ... それさえあれば吸血鬼なんて,敵じゃねぇんじゃないか？」
シ「 いえいえ 戦場では,向こうも武装してますから 」
『 ...武装？』
シ「 そうですよ だからまずは,部隊で動くための協調性を学びましょうと,中佐は仰って... 」
『 ん？どうした..... ぁ 』
シノアの目線がどこかを,見て止まったため,
その方向を見ると
与「 た,助けて！百夜君！」
『 与一？ .....と,山中？』
優「 なんだ与一 また虐められてんのか？」
『 お前ッ... デリカシーないな 』
与「 そ,それが... 」
話がそこまで進むと,
与一の後ろにいた山中が口を開く
山「 待ってくださいよ〜 与一さん,あのエリート部隊の吸血鬼殲滅部隊に配属が決まったらしいじゃないですか！」
「 虐めていたこと謝りますから,俺らを舎弟にしてください！」
『 ...舎弟？何の話してんだ？』
ッ！うわ.....こっち見た...
山「 あッ！優一郎兄貴と,A兄貴じゃないですか！自分,山中です 山中智です！」
『 は,はぁ... 』
シ「 随分と友達が増えましたね 」
優「 あれは友達って言わねぇだろ というかお前ら,こないだまで与一虐めてた奴らだろ どのツラ下げて舎弟とか言ってんだよ 」
山「 そ,それが...俺ら,今すげぇ困ってて 」
『 どう言うことだ？』
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百夜(プロフ) - でくのぼうさん» コメントありがとうございます！すみません，気づくのが遅くなり返信も遅くなってしまいますした！これからも，ぜひ楽しみながら読んでくださいね〜！ (2018年11月15日 8時) (
レス) id: f34efa6a3e (このIDを非表示/違反報告)
でくのぼう(プロフ) - 終わセラの小説あんまり無いから嬉しいです！面白くて主人公好きです！！ (2018年10月30日 18時) (レス) id: 241dcc1151 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨寧 x他1人 | 作成日時：2018年10月13日 20時
