檸檬が三十 ページ35
「じゃア俺は仕事に戻るから、風呂入りたかったら風呂場の棚の上から3段目に入ってるタオル使え
晩飯には帰ってくるから其れ迄待ってろ
ンで、喉乾いたら酒以外なら冷蔵庫にある奴勝手に飲んでいいしテレビも適当に掛けていいぞ
最後に何かあったら俺の電話番号渡しとくから電話しろ
何か質問は？」
『ナイデース』
どうも、てきぱきと指示を出す中也さんのスパダリみに圧倒されてるAです。
いやあ、凄いね中也さん。一家に一人欲しい。
「嗚呼そうだ、それと俺が出たら鍵閉めといて呉れ
じゃあまた後でな」
『はーい、行ってらっしゃい中原さん』
ぼんやりとし乍らそう云うと、中也さんはきょとんとした顔をした後、ふっと笑った。
「ん、行ってくる」
一言、そう云った中也さんは頭を一撫ですると出て行った。
『…ん？』
私先刻何つった？
”行ってらっしゃい中原さん”
『くぁwせdrftgyふじこlp!?!?』
は!?何云っちゃってんの私は馬鹿か!?否違う私は馬鹿だ!!ちょっと泊まらせて貰う身で行ってらっしゃい!?ﾝｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ!!!!死ぬ!!自分の馬鹿さ加減に死ぬ!!!!自分の家じゃないんだぞ百歩譲って「お仕事頑張って下さい」位にしとくべきだろ!!何様だ私は!!!!はっ…じゃあ彼の微笑は「うっわ此奴人の家泊まる癖に行ってらっしゃいとか図々し過ぎて最早笑えるわ(笑)」ってことか…!?うわぁぁあ!!死にたい!!!!
其の場で悶える事数分、漸く落ち着いた私は玄関の鍵を閉めてリビングへと戻った。
さて────
『何して時間潰そう…』
小さく漏れた溜息が静かに空気に溶け込んだ。
───────────────────────
はい、お久しぶりですこーんすーぷでございます。
ちまちまとメモに書き溜めていたのですがまっっったく進まず…思い切ってストーリーを変更することにしたので貯めてたメモが無駄になりました(死)
春休み中に2、3話更新を目標にします!!!!
終わり
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しぐれ(プロフ) - うああ御免なさいるあとか言う訳分かんない昔の自分のコメなんか忘れちゃってくださいごめんなさい (2022年12月7日 2時) (
レス) id: 31b7e69329 (このIDを非表示/違反報告)
るあ - 私は何故今までこんな神作品を知らなかったんだ、？お詫び(なんのお詫びだよ)と言ってはなんですが夢主ちゃんのイラストを描かせて頂いても、？(何言ってんの自分下手ﾀﾞﾛ) (2022年10月2日 12時) (レス) @page35 id: 2b4b804d29 (このIDを非表示/違反報告)
ＮｅｍＴｏ(プロフ) - 面白いです！！！更新まってます！！！！中也さんｽｷｨ (2020年5月12日 21時) (レス) id: 356eb9665d (このIDを非表示/違反報告)
アルパカ - 中也あああああ！めっちゃ好きです！次も楽しみです(^^♪ (2019年12月21日 20時) (レス) id: b5778c1530 (このIDを非表示/違反報告)
こーんすーぷ(プロフ) - 梶井さんが好きな岩野泡鳴さん» こんにちは紙ですwコメントよく下さって嬉しいです！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年8月4日 11時) (レス) id: 97a2b13a7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こーんすーぷ | 作成日時：2019年5月6日 22時
