第七師団の女性少尉【ゴールデンカムイ】 (ページ3)

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貴『思わぬ収穫だったな』

それから倉庫にある書類関係のものを見つけることが出来た。今から鶴見中尉に書類を見せに行く途中だ

鯉「!九重殿!」

後ろから鯉登少尉が私の名前を呼びながら走ってくるのが分かった。

貴『鯉登少尉、何か御用ですか？』

鯉「イヤ、部屋に行ったんだが居なくてな…渋々帰ろうとしたら居たので声をかけた」

この人私の部屋に入ったの?…ヤバいな←後で鶴見中尉に言っておこう

貴『今から鶴見中尉に書類を見せにいくんですが、鯉登少尉も行きますか？』

鯉登少尉は何故か鶴見中尉の事が大好きでいつも私に鶴見中尉のことを聞いてくる

鯉「鶴見中尉の所に行くのか!同行しよう!」

私と鯉登少尉は一緒に鶴見中尉の所に行くことになった。

鯉「!尾形一等兵」

貴『！』

少し先に尾形一等兵が誰かと喋っている…宇佐美上等兵かな？あの感じだと

宇「!九重ちゃーんと鯉登少尉」

宇佐美さんは隊員が唯一私のことを『ちゃん』付して呼んでくれる。最初は慣れなかったが今はもう普通になった。

鯉「九重ちゃんとは何だ!宇佐美上等兵!」

宇「アハハ…」

鯉登少尉に怒られ少し凹んでしまっている。私は別にいいのに…

貴『鯉登少尉、ダメですよ…そんなに怒ったら』

鯉「何故、私が怒られる!」

鯉登少尉は何故か異性としてみることが出来ない…大きい弟のような感じがする←

尾「九重少尉何処に行くんですか?」

貴『書類を鶴見中尉の所に見せに行くところです』

尾形上等兵が私に話しかけてきてくれるとは思わなかった。ちょっと嬉しい

尾「同行しても？」

貴『!行っても面白くないですよ？』

鶴見中尉の所に行くだけだから尾形上等兵には面白くないと思うんだけど…1人を除いて

鯉「何を言っている!尾形上等兵!九重殿は"私"と行くのだ!」ﾌﾝｯ

何故か少し自慢げに尾形上等兵にアピールをする鯉登少尉。やめなさい。

貴『何人で行こうが私は構いません、尾形上等兵行きましょう」』

宇佐美上等兵はまだ、仕事が残ってるので一緒には行けないらしい

鯉「!九重殿!待ってください!」