普通になりたいだけなんです!!2章【ワンパンマン】 (ページ22)

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日常 48 ページ22

あのマスク野郎…普通に嬢ちゃんのこと飯に誘いやがって…

嬢ちゃんには悪いが変なこと言っちまったからな…

ア「さっきごめんな」

貴「!謝らないでください!…アトミックさんのおかげで切り抜けられたんですし…それに」

それから先を言おうとしない嬢ちゃん。どうした？何かあったか？

貴「っ////」

顔を見ると赤くしながら下を向く嬢ちゃん…それは少し期待してもいいってことか？

貴「!ここです!アトミックさん!」

嬢ちゃんが指をさす方を見てみると普通のマンションが映った。普通に一人暮らし、してんだな…

貴「何も無いですけどあがってください！」

ア「!」

ちょっと待て嬢ちゃん。俺は男だぞ?何の用意もなく男を簡単に部屋に入れるな。嬢ちゃんは無防備すぎる

ア「イヤ…その…な？」

あまりストレートに言うとかえって嬢ちゃんに失礼だからな…遠回しに言うしかねぇか

貴「!ごめんなさい…迷惑でしたね」ｼｭﾝ

ア「そ、そうじゃなくて!」

迷惑だと思ったのかしょんぼりとする嬢ちゃん。イヤ、違うんだ。本当に

ア「いいのか？俺が入っても？」

貴「もちろん!」

嬢ちゃんは快く俺を部屋に入れてくれた、中は思った通り綺麗に整理整頓されている

ア(猫好きなのか…)

家具や小物をみるとネコのものがチラホラ見える。今度、何か買ってみるか

貴「こんなものしかありませんが…」

リビングに通すと嬢ちゃんはお茶とお茶菓子を持ってきてくれた。どんだけ気遣い出来るんだ…

ア「いいのか？」

貴「たくさん食べてください」ｸｽｯ

何故か嬢ちゃんに笑われたが…可愛いからよし←
ん…これ上手いな

貴「ﾌﾌｯ…」

嬢ちゃんがマグカップを持ちながら俺の方を見て笑っている。何が面白いんだ?

ア「どうした?」

貴「可愛いなーって…思っただけですよ」ｸｽｸｽ

俺が可愛い?…30過ぎた三十路の男が可愛いって…嬢ちゃんどうした？←頭打ったか?

ア「何かアマイマスクの奴にされたのか?」

貴「!?違いますよ!」

心配すると嬢ちゃんは驚いたように否定した。そんな変なこと言ったか？

ア「俺に可愛いなんてな…」

貴「うぅ…本当なのに」