○3 ページ3
.
翔太side
ガチャ
涼「ラウールは?」
「さっき倒れかけて、慌ててベットの上に引っ張って寝かせたけどっ」
涼「落ち着いて。翔太が慌ててどうするの」
「ごめん。
呼びかけても反応無いし、たまに変な呼吸してる
喘鳴だと思うけど」
涼太がごめんねと部屋の電気を付ける
ラ「っふ、はぁはぁ、ぜぇー…げほげほっ、」
涼「吸入しよ」
俺はすぐに薬をセットしてスイッチを押した
マスクを手際よくラウールに付ける
涼「翔太、ラウールのこと前から支えてくれる?」
脱力しきってるラウールが呼吸しやすいように体を起こしたいけど、生憎リクライニングじゃないから
支えるには抱きしめるような形をとるしかない
「うん、ラウールこっちで貰うわ」
こいつ本気で熱すぎんだろ…
涼「一応これ付けさせて」
そう言って涼太が取り付けたのはいつも酸素濃度を測ってるやつ
パチンとラウールの指にはめて確認する
ラ「ぜぇー、ぜぇー…はぁ、はぁっ」
「頑張れ頑張れ、」
ただ俺は早く動く背中を撫でるしか無かった
1023人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:R | 作成日時:2020年5月11日 19時