新しいスタート ページ3
あれから3か月後…
母「…ちょっと、Aー!いつまで寝てるのー?」
「うーん…今行く…」
あれから3ヶ月色々な仕事を試して見たけど私に合う仕事は全然なかった。
いつまでも親のスネなんかかじってられないのはわかってるのに…。
私はずっと焦っていた。
母「おはよ!A!ちょっと朗報!」
「朗報?どうしたの母さん」
母「これみて!」
そう言うと母さんは1枚のチラシを私にみせてきた。
「なにこれ?…住み込みの家政婦…?」
母「そう!Aにどうかなって!」
「…どうしたの突然こんな話。」
母「いやね、お母さんが働いてる職場の息子さんのお友達がね、すごく有名な人?らしいのよ!それで募集してるんだって!」
「…ふぅん…有名な人…そっか、でも今回はパス…私家事とか出来ないし…」
母「何言ってるのよ、もうOKだしたわよ!もうすぐで迎えの車が来るみたいだから早く支度してちょうだい!」
「えっ!!母さんなんでそんなこと!」
母「Aも一人暮らししてみたかったでしょ、住み込みとはいえ一人暮らしみたいなものよ、母さんの顔色伺ってやりたくない仕事ばっかりしないの、どうせAのことだからお金入れないでここにいるのが苦しかったんでしょ?気付いてたんだからね」
そういって母さんは私の頭を撫でた。
ずるい。母さん…。
「うん…ありがと…」
母「やれるだけのことはやりなさい!妥協はしないこと!…それでもAが無理だって思ったらまた帰ってきなさいね。母さんいつもここにいるから。」
「私頑張る…!!ありがと、母さん!」
私の新しい非日常がスタートしようとしていた。
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あるぴす(プロフ) - 沙月さん» コメントありがとうございます!頑張りますので気長に待っていてくれたら嬉しいです.....!! (2020年1月29日 2時) (レス) id: 98f516480d (このIDを非表示/違反報告)
沙月 - 更新はゆっくりでいいの頑張ってください! (2020年1月28日 18時) (レス) id: d4566012e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あるぴす | 作成日時:2020年1月27日 0時