2話 ページ2
宿を探すこと3時間。何故か今日に限ってどこのビジネスホテルも満室。
『こんなついてない日ある…?』
追い打ちをかけるように雨まで降ってきた。
もうやだ…実家に帰りたいぬくぬくしたい…
いっそのこと野宿でもしようかな、雨だけど
途方に暮れて傘もささずに歩く私。
横断歩道を渡ろうとしたその時、
「ォおい!!!そこの女、どこ見て歩いてんだ!?
お前俺を殺人犯にするつもりかよあ゛ァ?!」
と、突然罵声を浴びせられる。よく見てみると横断歩道の信号は赤。思いっきり信号無視をしていた私は危うく轢かれそうだった。
『ご、ごめんなさい…よく見てなくて…本当にごめんなさい!!』
「あぁ…まぁ怪我がなけりゃいいんだ、俺も怒鳴ってすまなかったな…ってお前びしょ濡れじゃねェか!?」
『あはは…色々あってですねはは…』
「ったく…しょうがねぇから車に乗れ。家まで送ってやる。」
と、私を轢きかけたお兄さんが言う。
さっきはビックリしてよく見てなかったけど、かなりの美形。髪の色に負けないくらい色白で、赤目で、キリッとしていて…
そんな彼の圧に負けて断ることの出来なかった私は彼の車に乗ることになった。
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217(ニイナ)(プロフ) - れおさん» れおさんありがとうございます!近日中に更新致します! (2020年4月1日 0時) (レス) id: afe5ff1bbd (このIDを非表示/違反報告)
れお - 更新停止中!?次の更新気長に待ってます!体調とか気をつけてくださいね (2020年3月31日 15時) (レス) id: b9ae8da24b (このIDを非表示/違反報告)
鶯華(プロフ) - いえいえ〜(⌒‐⌒) (2019年12月8日 15時) (レス) id: 1984bfabf2 (このIDを非表示/違反報告)
217(ニイナ)(プロフ) - 鶯華さん» 教えて下さりありがとうございます! (2019年12月8日 15時) (レス) id: afe5ff1bbd (このIDを非表示/違反報告)
鶯華(プロフ) - 左馬刻の碧棺の棺が柩になってますよ (2019年12月8日 15時) (レス) id: 1984bfabf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:217(ニイナ) | 作成日時:2019年12月4日 21時