百六話 ページ10
〜ＮＯ〜
やべぇ止めらんねぇ、と花垣が目を見開いた時、バキッ、と何かが蹴りあげる音に合わせて、甚爾の体が一瞬ふらりと左右に揺れた。
「ごちゃごちゃ煩い。」
場の全員の視線がその声の持ち主に注がれる。
「……おいおい、嘘だろ。割と致命傷の予定だっんだが。」
普通なら立ち上がれないはずのAは、甚爾に一発蹴りを入れたあと、まるで何も無かったように服に着いた埃を手で払う。
刺された腹部からは血が垂れておらず、突いたはずの刀はいつの間にかのっぺりとしたコンクリートの床に転がっている。
お前、結構イイトコ入れんな、と甚爾は苦笑いしながら蹴られた頬を触った。
「まぁ、さすがは次期当主だけあるが…………。そんな甘い蹴りじゃ、俺には勝てねぇよ。」
「別にあなたに身体能力で勝とうって思ってない。」
バチバチとお互いを見据える二人を、花垣はドギマギとしながら見ていた。
「(Aちゃんが死ぬのだけは、防がなくては……！)」
「花垣くん。」
「ひょえ！？」
「タケミっち声情けな。」
だってこのタイミングで話しかけてくるとか予想できねーから！と花垣は内心言い訳をする。
「これで連絡して。」
「え？」
「それ、番号一つしか繋がらないから。天与呪縛って言うだけでいい。」
それだけを言うと黒塗りの携帯を投げてよこすA。
「んだよ、もう分かってんじゃん。」
「だって呪詛師だったら私が気づかないわけないもん。」
Aは人一人凍らせそうなほど冷たい目をして、髪をひとつに括った。
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カオスぅ〜 - wwwカオスこえてコスモは本当にウケるwwwクロスオーバーだけどちゃんと話し繋がってて凄かったです！ (1月9日 18時) (
レス) @page41 id: e51a54572c (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - 胡蝶 恵@副垢さん» コメントありがとうございます！短編集作りましたので、お暇があれば見てみてくださいね！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - いゆさん» コメントありがとうございます！短編集作ったので見てみてください！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - ふらんそわ。さん» コメントありがとうございます！ですよね、食べたいですよね！！三つ編み！！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
キャンパスロング(プロフ) - uratanuki1010さん» コメントありがとうございます！短編集作ったので見てみてください！これからもよろしくお願いいたします！ (2022年1月12日 6時) (レス) id: ba887c24aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャンパスロング | 作成日時：2022年1月4日 15時
