前編 ページ1
私は齢15にして死.んだ
しかもね、死因はなんだと思う？
まさかの、コップの水が顔にかかって溺死
ダサすぎて、笑えないんだよね、ほんとに
まるで生きているみたいに、うにょうにょ動いていたように見えたんだけど
まぁそんなわけないもんね
きっと勉強のしすぎたんだと思う、うん
でもね聞いて欲しい、もっと笑えない話があるんだよ
再び目を開けるとね、目の前には知らない世界が広がってて
思わず頬をつねったんだけど、目が覚めなくて
「もしかして私、生き返った？」
ばさっと勢いよく起き上がって、目の前にある豪華なドレッサーの前に立つ
鏡に映っていたのは、
つやつやとした黄金色の髪が腰まで伸びていて
少女漫画並みのぱっちりと開いた大きな目
口はキュッと結ばれており、頬は薄く色づいている
白い肌に赤いくちびるがよく映えていてとても可愛らしい
(生き返ったんじゃない、これ……誰かに転生したんだ)
鏡の前で顔をペタペタと触っていると、よく通る声が扉の向こうから聞こえてきた
『お嬢様、おはようございます
今日は良い天気ですよ』
コンコンと、静かに扉が鳴る
(やばい、私これからどうしよう)
と不安を抱きながら扉を開けると
『いつもより早いお目覚めですね、おはようございます』
といい、私に小さな桶を渡してくる
『これは顔を洗うのにお使いください、
あと、お母様がお嬢様をお呼びしております』
桶をのぞき込むと、透明な水が沢山入っている
「ありがとうございます」
と言いこぼれないように桶を受け取るが
ちゃぷん、と跳ね返る水を見て手が震える
『お嬢様、大丈夫ですか？』
思わず私はしゃがみ込んだ
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暁 - ｱｯ...ｲｹﾒﾝﾀﾞｯ...あ"ッ！！！！！尊い！！！！！ (9月4日 18時) (
レス) @page45 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
まるもち(プロフ) - z963さん» コメントありがとうございます！続編の方もお楽しみください~！ (2023年2月2日 23時) (レス) id: 24d60e6915 (このIDを非表示/違反報告)
まるもち(プロフ) - 紅華さん» ありがとうございます！めちゃめちゃ嬉しいです~！！ (2023年2月2日 23時) (レス) id: 24d60e6915 (このIDを非表示/違反報告)
z963(プロフ) - むちゃくちゃ面白かったです！お気に入りさせていただきました！ (2022年12月7日 21時) (レス) @page49 id: ac97849923 (このIDを非表示/違反報告)
紅華 - 雰囲気がめっちゃ好きです！応援してます！ (2022年12月2日 20時) (レス) id: 48ea772dde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるもち | 作成日時：2022年9月11日 11時
