35 亜嵐side ページ35
Aちゃんとまた仲良くするために
色々なことを考えていた。
俺だってこのまま引き下がれない。
【好きだから諦められない】
玲於に言われた
「声掛けてやってください」
の言葉が頭でぐるぐる回っていた。
それは、Aちゃんが俺から話しかけてくることを
望んでいるってこと?
そう捉えていいのだろうか。
久しぶりのオフだったから
出かけようと思っていたけど
このことが解決しないため
そういう気分にもなれなかった。
でも、そんな時
妹から連絡が来た。
妹「お兄ちゃん予定空いてる?」
亜「んー、まぁ空いてるよ」
妹「じゃあさ、買い物付き合って欲しいの」
亜「おっけー」
久しぶりに連絡してきたと思えば
なんか買って欲しいものでもあんのかなー
今日は妹の財布かも。笑
なんて、この時は呑気に考えていた。
妹と俺が一緒にいるところを見て
Aちゃんが誤解していることに
気づくのはまだ先のこと────。
※亜嵐くんの妹は空想です
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作者名:この | 作成日時:2018年10月25日 0時