君色パレット (ページ34)

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亜嵐くんとの関係を直す……。

そう簡単には思いつかない。

今日は久しぶりのオフ。

確かにGENERATIONSのみんなも

全員揃っておやすみ。

「亜嵐くん何してるのかなぁ」

なんて、誰もいない1人の部屋で、

呟いていた。

「よし！」

今日、やる事決めた！

モヤモヤするからお出かけでもして

新しいお洋服買おう！

最近お仕事が忙しくてお洋服が買えていなかった。

普段は下地とアイラインくらいしかしない

化粧を今日はバッチリ決めて

でかけた。

もちろん服装も仕事に行くときのような

ジーパンにシャツではなく

ワンピース。

結構ひとりで買い物するの好きなんだよね。

まぁ、誰かいてくれたら嬉しいけど。

「あ、ここおしゃれなカフェだなぁ」

そう思い勢いで入ってみた。

思った通り店内もオシャレで

落ち着いていた。

人もそう多くなくて

ゆっくりできそうだ。

私が案内されたのは

窓側の車道などが見える場所だった。

メニューを見てコーヒーとチーズケーキを

頼んで待っている間ずっと外を見ていた。

ふと、歩道を歩いていた2人組が

立ち止まった。

「……え？」

その2人組は知らない女性と

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・

「亜嵐……くん？」

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