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「…………、っは、。、……、はっ、……、」
歌い終わった瞬間ひゅっと意識が戻ってきて思わず体が後ろにふらついた。
歌うことに夢中になりすぎて上手く酸素が吸えてなくて、息が切れた。シャトルランした後みたいな？
でもなんだろうあの頭が空っぽになって目の前がキラキラする感じ。すっごい楽しくて、思わず歌うことをやめたく無くなるような、……。
下を向いて考えていれば目の前に咲いていなかった花が目に映る。
「……、！」
パッと後ろを向くとただの草原だったのが一面に色とりどりな花が咲いていた。
それも全て綺麗で美しい花だけが。
「……、歌魔法の、魔法の力が、……格段にレベルアップしてる、。」
自分のことなのに自分でも驚くほどの成長スピードを感じた。
たしか、今使えるMIX魔法は〜……。
MIX魔法も結構出来るようになってるし、これは……
数ヶ月後とかには歌魔法完全に制御できてる気がする！！
頬が緩んでにやけていれば日が半分落ちていているのが見えた。
やっべ、そろそろ戻ろーっと！
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足早に帰っていく私は美しく咲く花が形を変え、枯れていることに気づくことが出来なかった。
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「ただいま〜って、あれ、アクシア。」
アクシア「あー！A途中でいなくなるからめっちゃ心配したんだけど！」
布団を持ってリビングのドアの前にいるアクシア。まあ何も言わずコンビニ行ったしそうなるよな。申し訳ない。
「ごめんごめん、で、そんなとこで布団持って何してるの？」
剣持「誰かさんが明日成功すればここに入れるのも今日までかと思って今日はみんなでリビングで寝ようってなったんですよ。」
リビングのドアからピョコっと顔を出した刀也。なるほど、みんなで寝ようってことか。お泊まり会やん。
アクシア「そゆこと！」
「めっちゃ楽しそう〜トランプやろトランプ〜」
靴を脱いでリビングに行くと布団が何枚か重ねられててキッチンには夢追さんとガっくんが立っていた。
加賀美「あ、おかえりなさい。」
「勝手にいなくなってごめんなさい、ただいまです。」
加賀美「……今日は随分素直ですね。」
「……え、そうですか？」
私そんなひねくれてるか？まあなんか今日気分いいからな〜ふふん
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しばいぬ - 続編把握です！！めっちゃこの小説好きです！！！！ (2022年8月16日 22時) (
レス) @page50 id: bd60be6b86 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 続編把握です！ほんとにずっと楽しませて頂いてます！ (2022年8月16日 22時) (レス) @page50 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぱ - めっちゃいい！続編把握です！ (2022年8月16日 20時) (レス) @page50 id: fc3bb1dad2 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 続き待ってます！更新楽しみにさせてもらってます！………ここ１日に７回は開いて更新されてないか見てます… (2022年8月14日 19時) (レス) @page49 id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
クレナ - 今回の話も最高でした！続き楽しみにしてます！ご無理はなさらぬように… (2022年8月14日 15時) (レス) id: a6f032d968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぴ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時：2022年6月27日 21時
