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加賀美「その通り。学校長の実の弟である魔法学園の学園長様であれば魔法石の破壊は可能です。」
伏見「……でも敵の学校である俺らに手を貸すことなんて、」
「学園長は手を貸してくれる。絶対。そこは安心していいと、思う……。」
学園長も学院の何かしらの情報を持っていたはず、事態がわかっていなくてもきっと、未来ある魔法生たちの願いを断ることはしないと思う……多分だけど……。
夢追「協力してくれることを願おう、」
加賀美「そうですね。……あと……それと、ひとつ問題点があります。
支配魔法の魔法石の在処を私たちは分かっています。ですが、魔法石を持ち出すと、いや動かすことで学校長に直ぐに知れ渡るようになっているようです。なので、……」
目線が一気にこちらにむく。まぁそらそうなるよな。
「なるほど、……じゃあ私が何かしらで学校長を足止めしときますよ。
みんながもう1回手をかざされて支配魔法をかけられても困りますし。」
加賀美「本当にすみません。危険な目にあわせることをしますが、……Aさんにしか頼めないことで、」
「いーですって！私から足を突っ込んだようなもんですし。ちょっとやってみたいこと思いついちゃったんで！」
加賀美「やりたいこと、？」
「まぁそれは秘密ですよ。当日のお楽しみで。」
歌魔法に興味津々な学校長の目ならきっとあの方法で足止めできるはず。
加賀美「わかりました。その作戦については完全にAさんにお願いします。
それでは、当日の流れを確認しますね。
まず午前、午後は自分の持ち場が終わった瞬間にAさんに魔法の無効化を頼みます。
無効化が終わったあとアクシアさんローレンさん夢追さんは魔法学園への通路の確保それと魔法学園の学園長との交渉を。
ほかの残っているメンバーは私と共に魔法石の回収、
そしてAさんは学校長の足を引き止めておいてください。止めておいて欲しいのが魔法石をとった瞬間からの5分間。その時間だけは絶対に学校長から目を離さないでください。」
そう言うと加賀美さんはパチッと指を鳴らすと1匹の小さい精霊が現れた。ふわっとしていてよく目を凝らさないと分からないレベルの小ささ。
加賀美「当日はこの精霊に全て指示をだしてAさんの方へ伝えさせます。」
「うん。わかった。」
作戦は出来上がった。学校長への反撃開始ってことだね！！
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しばいぬ - 続編把握です！！めっちゃこの小説好きです！！！！ (2022年8月16日 22時) (
レス) @page50 id: bd60be6b86 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 続編把握です！ほんとにずっと楽しませて頂いてます！ (2022年8月16日 22時) (レス) @page50 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぱ - めっちゃいい！続編把握です！ (2022年8月16日 20時) (レス) @page50 id: fc3bb1dad2 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 続き待ってます！更新楽しみにさせてもらってます！………ここ１日に７回は開いて更新されてないか見てます… (2022年8月14日 19時) (レス) @page49 id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
クレナ - 今回の話も最高でした！続き楽しみにしてます！ご無理はなさらぬように… (2022年8月14日 15時) (レス) id: a6f032d968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぴ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時：2022年6月27日 21時
