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「……」
現時刻は6時半。えー、両脇の2人は爆睡。私は近すぎる距離に戸惑いすぎて深い睡眠が取れず寝不足。
耳元でんっ、とか言うなよASMRかよ。
「なんでこんな密着しなきゃいけないんだよ………」
流石に学校長のいない所でする必要性よ……、慣れろってこと?きっつい。普通に考えて美形に挟まれる経験とかないから耐性ないぞ。
「……」
起き上がろうとした瞬間ローレンの回していた手が強まって起き上がれない。なに、これ社長と同じで寝起き悪いパターン?
「ね、アクシア、」
とりあえずアクシア起こして助けてもらおっと。
アクシア「……んんっ……もちょっと、……」
そう呟くと目の前に手が伸びてきて私の首にまわってきてずいっと近くに寄ってきて、目線の先にはアクシアの首元。
「…………」
まってまってまってまって。ほんとに耐性ないんだっていくら学園長の目を奪う練習って言ったって限度があるだろなんで2人とも寝起き悪いんだよどっちかは良くあれよ。
「……〜っ、流石に無理!キャパオーバー!!!」
アクシア「いてっ!」
ローレン「っ、て!」
思いっきり2人の頭グーで叩いた。殴ったじゃない叩いた。
手が緩んだところでそのスキをついてダッシュでベッドの起き上がって立って抜けた。やっばい顔あっつ、
「こちとらそんな男に耐性ないんだよバカ!!!!考えろ!!!」
でっかい声で2人に言ってぐちゃぐちゃの髪の毛を1本に結びながら部屋を出てリビングに向かった。
一個下ってあんな色気とかあるもんなの!?
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アクシア「……なにあれ……可愛すぎるwww」
ローレン「……っ、w 俺らのこと助けるとか言ってたAの姿とのギャップパないだろww
あー無理、可愛すぎる」
アクシア「……やーっぱローレンも気になってんだ」
ローレン「そりゃね。行動とかにも惹かれたし。それになんせ、他の人と違ってほんとに俺らのこと見てくれてるって、感じしてるから。」
アクシア「あーわかる。危険な目にあうってわかってておれらのこと助けようとしてくれてるし、
惹かれるとこしかないやん!しかも何あのバカ!!って全然イラつかなかったしむしろ可愛かったんやけど。」
ローレン「いやそれな。……
……今んとこAのこと気になったりしてんのって何人くらいだろ」
アクシア「学園の人達は抜きとして……多分憶測で……」
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しばいぬ - 続編把握です!!めっちゃこの小説好きです!!!! (2022年8月16日 22時) (レス) @page50 id: bd60be6b86 (このIDを非表示/違反報告)
天音 - 続編把握です!ほんとにずっと楽しませて頂いてます! (2022年8月16日 22時) (レス) @page50 id: e6b77afed7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆぱ - めっちゃいい!続編把握です! (2022年8月16日 20時) (レス) @page50 id: fc3bb1dad2 (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 続き待ってます!更新楽しみにさせてもらってます!………ここ1日に7回は開いて更新されてないか見てます… (2022年8月14日 19時) (レス) @page49 id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
クレナ - 今回の話も最高でした!続き楽しみにしてます!ご無理はなさらぬように… (2022年8月14日 15時) (レス) id: a6f032d968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=6cb8663f2f980bc57bbdf32b25f0e2a8...
作成日時:2022年6月27日 21時