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突撃! ページ8

ピンポーン、ピンポーン、ピンポンピンポンピンポンピンポンと絶え間なくチャイムが鳴る。

ドアホンを覗くと花江と先生の姿が。

しるこ「うるさいなぁ……、今開けるから!」

しるこは半笑いで鍵を開けた。



花江「おっじゃまっしまーーーす!」

先生「うるさいなぁ……。」

先生も笑いながら続く。


花江「へーめっちゃいい家じゃん!あ、初めまして。花江夏樹と申します。」

じらい「ぞ、存じております。」


そんな中、しるこの陰では静かにAといちはちが攻防を繰り広げていた。

絶対私いらないじゃないですか部屋に戻ります……!

いちはち「ダメに決まってるでしょAさんが戻っていいなら俺だって戻りたいし……!


ミントス「こちらも自己紹介しましょっか。はい、Aさんから!」

一瞬で争いが静止した。


私の自己紹介がいっちばんいらないのに……!

Aは負けを認め、諦めて前に出た。


「は、初めまして。ここの代理オーナーの深山です。ごゆっくりどうぞ、しつれいいたしま……っ、」

さっさと退出しようとしていたところをしるこに腕を掴まれた。

しるこ「待って?」

少し低い声が耳元でした。


しるこがAの腕を掴んだまま笑顔で花江へ視線を向けた。

しるこ「Aちゃんも一緒にご飯食べていいでしょ?」

花江「そりゃあもちろん。むしろ一緒に食べようよ。」

しるこはにっと笑った。


しるこ「だって。花ちゃんもこう言ってくれてることだし一緒に食べるよね?」


「……はい。」

花江「深山なにちゃんっていうの?」


「深山……Aです。」

花江「Aちゃんか。いい名前。俺のこと知ってたりする?」

「あ。それは勿論……!いつも拝見しております。」


完全に恐縮しているAにしるこが助け舟を出した。

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みき - 何回も読んでます、素敵な小説ありがとうございます!これからも頑張ってくださいね、応援してます。 (2022年8月21日 17時) (レス) id: 17c35a2d90 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ましゅまろさん» わわっ無知晒してましたありがとうございます!直ちに修正いたしました!本当にありがとうございます!! (2022年4月2日 19時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - 『お庭で』のお話で『沈丁花』という言葉が出てきたんですけどふりがなは『ちんちょうげ』です。細かくてすみません。! (2022年4月2日 15時) (レス) @page18 id: bcf7c7e9de (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ねぎしさん» ねぎしさん、コメントありがとうございます!なんと……!それは光栄です!ぜひ一緒に応援していきましょう! (2021年10月20日 17時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ねぎし - あっ、私も雷平気ですが花火は無理っていう…夢主ちゃんと同じですね、運命かn(((面白かったです!私実はまめこさんの小説見てからBin TRollさんの動画見始めたんです!!つまり、Bin TRollさんの動画見始めたきっかけはまめこさんだったんですよ!(話のオチは…) (2021年10月17日 15時) (レス) @page37 id: 28dad0896f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まめこ | 作成日時:2020年7月12日 12時

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