検索窓
今日:9 hit、昨日:37 hit、合計:224,263 hit

*** ページ42

野菜を綺麗に収納したしること、それを見たAは倉庫へ足を運んだ。


しるこ「今日はお昼何食べたの?」


「辛いラーメン食べました。暑い日には辛いものだねって。」


しるこ「いいなー俺も辛いのちょっと食べたい。明日は何食べたい?」


タープを探しているAはしるこに質問を投げられ、少しうろたえた。

「えっと……あした、?そうだな、うーん……。」



生返事で視線を動かす。棚になっている上の段に____


「あった!タープ2つあった気がしたの正解だった!」

Aは物であふれた薄暗い倉庫の障害物をいともたやすくすり抜け、タープに手を伸ばした。


しるこ「Aさんの身長じゃさすがに届かないからちょっと待ってて、俺がそっち行くから。」


「届きますから、しるこさんはおろしたタープ受け取ってもらえますか?」

Aはそう言うと棚の上に乗った。棚は軋む様子もなく、見た目に反して頑丈なようだった。


「よ……っと。しるこさん、大丈夫ですか?」


しるこからすればそんな高いところに立ってAこそ大丈夫なのか、という話なのだが、Aはどこ吹く風でしるこの心配をしている。


しるこ「うん、大丈夫。いいよ。」


しるこが腕を伸ばすと、Aがタープを一つおろした。

「ありがとうございます。2つ運びますか?多分一つで庭の半分が埋まるくらいの大きさなんですけど。」


おそらく、Aは1つでいいと考えているのだろう。片付けをするときもそのほうが助かる。


しるこ「うん、1つでいいんじゃない?行こうか。」

***→←***



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (157 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
247人がお気に入り
設定タグ:bntr , 花江夏樹 , リモーネ先生   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みき - 何回も読んでます、素敵な小説ありがとうございます!これからも頑張ってくださいね、応援してます。 (2022年8月21日 17時) (レス) id: 17c35a2d90 (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ましゅまろさん» わわっ無知晒してましたありがとうございます!直ちに修正いたしました!本当にありがとうございます!! (2022年4月2日 19時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ - 『お庭で』のお話で『沈丁花』という言葉が出てきたんですけどふりがなは『ちんちょうげ』です。細かくてすみません。! (2022年4月2日 15時) (レス) @page18 id: bcf7c7e9de (このIDを非表示/違反報告)
まめこ(プロフ) - ねぎしさん» ねぎしさん、コメントありがとうございます!なんと……!それは光栄です!ぜひ一緒に応援していきましょう! (2021年10月20日 17時) (レス) id: a66dababca (このIDを非表示/違反報告)
ねぎし - あっ、私も雷平気ですが花火は無理っていう…夢主ちゃんと同じですね、運命かn(((面白かったです!私実はまめこさんの小説見てからBin TRollさんの動画見始めたんです!!つまり、Bin TRollさんの動画見始めたきっかけはまめこさんだったんですよ!(話のオチは…) (2021年10月17日 15時) (レス) @page37 id: 28dad0896f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まめこ | 作成日時:2020年7月12日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。