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MG「 ペンミとかに来てたCARATちゃんとか？ 」
『 え？……ペンミ？ 』
MG「 あれ？違ったんですか？ 」
JH「 ……CARATにしか無料で飲み物渡して無いから、誰のペンか教えてくれないと渡せないな〜(笑) 」
さっきから“ジョンハニヒョン”と呼ばれている目の前の人は、意地悪な顔をして笑っているけれど、コーヒーワゴンの隣に立てられている登りには“誰でも歓迎”って書いてますよ。
人懐っこい人もその隣の人も、何故か目を輝かせて、私の言葉を待っているみたいで居た堪れない。
私はお仕事で関わるだけでペンとかじゃ無いのにな…
JH「 え〜〜誰ペンか教えて欲しいな〜〜 」
『 ……同僚は普通に飲み物受け取ってますけど。』
MG「 ふふ、ハニヒョン意地悪してるの？ｗ 」
SG「 もしかして僕のペンだから言い辛いとか！？ 」
別に、どうしても飲み物が欲しい訳じゃ無い。
私が2人の事を知らなかった時点で、ペンじゃ無い事くらい分かっている癖に。距離の縮め方が凄いな、このお兄さんは。
この人の意図は分からないけれど、仲良くしようとしてくれている(？)なら、今後関わっていく事を思えば、それは良い事なのかもしれない。やっぱり変に距離があるのは嫌だしね。
_「 あれ？Aまだ貰って無かったの？ 」
『 誰が好きか言わないとあげないって。』
_「 そんなの適当に答えたら良いじゃん。」
確かに同僚の言う通りかもしれないけど……
適当に貴方ですと言うのは何か嫌だし、かと言って他の人だと嘘を吐くのも、今後のお仕事の事を考えると言い辛い。
もしもこの態度が私と仲良くしてくれようとしているのなら、恐らく“ジョンハンさん”と言って欲しいであろうこの人に、ちょっとくらい仕返しをしても大丈夫だよね？
『 ………私は、ウジペンです。』
JH「 お〜！……あは、ウジヤー！ちょっと来い！ 」
MG「 ハニヒョンじゃないの！？ 」
SG「 まさかのとこ来た…！呼んで来る！ 」
目の前の人にドヤ顔で答えたのに、返ってきた反応は思っていたものとは違っていた。バタバタと奥の方にウジくんを呼びに行った人の背中を見送って、ニヤニヤしている目の前の人。
飲み物を貰ったら、すぐお昼に行くつもりだったのにな…
何だかややこしい事になったぞ。
でも、ウジくんに会えるんだって思うと、少しだけ嬉しくなって、私の口角が自然と上がるのが分かった。
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のあ(プロフ) - エルさん» わぁ〜〜！ありがとうございます！照れ屋な彼が格好良く覚醒するのを楽しみにして頂けたらと思います。もっと楽しんで頂ける様に頑張ります！ (2021年11月28日 22時) (
レス) id: 625f9eab89 (このIDを非表示/違反報告)
エル(プロフ) - はじめまして。ウジくんのお話、楽しく読ませていただいてます！照れ屋な彼のこれからが凄く気になります。更新楽しみに待ってますね^_^ (2021年11月27日 20時) (レス) @page31 id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のあ | 作成日時：2021年11月23日 7時
