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急な発言にリウは思わず吹き出してしまった
確かにハグリッドは良い奴ではあったが、結婚相手としてはどうだろう？それとも片割れはこういった男が好きなのだろうか
少し悪趣味な気もするけど
リウもハグリッドの後ろを覗き込むように背伸びをした
「僕らと同じ歳....いや、やけに小柄で細いな、歳下か？いくらハグリッドが結婚したとしても子供の成長が早すぎるでしょ」
「ちょっと、歳上だったらどうするの？失礼よ」
「ああ、この子は...いや、自分で自己紹介するか？何、緊張せんでいい。この双子は良い子らだからな」
ハグリッドに背中を押されて、どこか緊張したように双子の前に出た眼鏡の男の子
年相応とは言えない体型に少し驚く
双子は男の子が口を開くまで利口に待っていた
「えっと...僕は、ハリー･ポッター。その、よろしく...？」
ハリー･ポッターという名前に二人は目を見開いた
どの書籍を見たって必ずと言っていいほど出てくる、かの有名な名前だったからだ
そういえば計算するとハリー･ポッターは自分たちと同じ歳だったような気がする
「私はA･セレバトナ。よろしくね」
「.....リウ」
「....片割れは少し人見知りなの。見ての通り私たちは双子だよ。髪型で判別できるから、間違わないとは思うけど」
無愛想なリウのフォローをするようにAが口を開いたが、「は？違うけど」なんて言うリウの足を思い切り踏んづけた
あんなにハリー･ポッターについて話していたくせに。確かに私も
双子の前にいるハリー･ポッターは、書籍で書かれていたものが大袈裟に感じるほどに、普通の男の子だったから。
リウの興味が薄れるのも仕方なかった
(だからといって無愛想にしていい理由はない)
「ハグリッドはどうしてハリー･ポッター....ポッターと一緒に行動してるの？」
「それが今回俺の別件のうちの一つだからな。何、ホグワーツに入学すればいつだって俺のとこに来るといい」
「本当？たのしみ」
「ハグリッドは書籍に載ってある魔法動物の生息以外も知ってるから面白い。僕も一緒に行くよ」
三人で話している構図は、ハリーになんとも疎外感を与えてしまうものだった
一歩置いた距離に気づいたAが、ハリーに笑いかける
「もちろん、その時は一緒に行こうね」
話しかけてもらえると思っていなかったハリーは、嬉しそうに頷いた
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くらげ(プロフ) - ゆばちゃむさん» コメントありがとうございます。続きを更新したつもりがコピーしていた非公開のお話が公開済みになってしまっていたようです。ご指摘ありがとうございます、助かりました;;修正後本来のお話を公開致します (2月9日 18時) (
レス) id: ecfffd224b (このIDを非表示/違反報告)
ゆばちゃむ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても素晴らしい作品を読めてとっても嬉しいですありがとうございます！最新話が2個前の話と同じ内容ですがこれはバグなのでしょうか、？もしお時間あれば確認してくださるとありがたいです！ (2月9日 18時) (レス) @page18 id: 56d433994e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらげ | 作成日時：2023年9月13日 14時
