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全員の組み分けが終わり、同じ寮生、仲間となる顔ぶれを見渡す
セレバトナは魔法使いの家系だが他の家と関わりを持つ事は無い。そのため、見知った顔がいくつもあるはずがなく...
それでもセレバトナという名前のついた彼女はまるで見世物のように注目を浴びていた
ダンブルドア先生の話が終わると、豪華な食べ物がテーブルの上にあった大皿に盛られていた
周りがセレバトナの彼女に話しかけようにも話しかけることが出来ない中、ハリーが最初に話しかけた
「A！僕てっきりキミがスリザリンに行っちゃうんじゃないかって思ったけど、同じグリフィンドールですごく嬉しいよ！」
「私もだよポッター。レイブンクローかスリザリンに入るものだとばかりに思ってたからびっくり。まあリウはスリザリンに行ったんだけど...」
「...君たち、友達だったの？」
ハリーとAが普通に話し始めるものだから、隣のロンは驚いた
彼女の兄弟であるリウと一悶着あったため、無論その片割れのAとも不仲であるとばかりに思っていたから
「ダイアゴン横丁で会って仲良くなったの。A・セレバトナよ、どうぞよろしく」
「僕はロンだよ、ロン・ウィーズリー」
「ウィーズリー家の子ね。うん、聞いてた通り綺麗な赤毛」
「え、綺麗！？そんなこと言われたことないけど...まさか君のあの兄弟がそう言ったの？それ絶対嫌味だよ！」
汽車での出来事を思い出しながらロンはスリザリンの方を睨みつけた
本人は全く気が付く気配はなかったけど
話を聞いていないAはなんのことだかわからず不思議そうにしていた
「私の片割れと交流があったの？」
「交流って言えるようなものじゃないけどね。最悪だよあいつ」
「アー、誤解を生みやすい子なの、言い方が少しきつくて。ごめんね」
「.........なんか、双子なのに似てないよね」
自分でもそう思う、とAはたいして気にしてないというように笑った
もちろん似てないというのは内面の話だ。外見はそっくりそのままなのだから
「顔は整ってるから腹立つな...世の中不公平だ」
「ウィーズリーだって悪くないと思うよ」
「君に言われても同情にしか聞こえないよ...」
スリザリンの方を見てみれば、意外にも談笑している片割れの姿が(笑ってはいなかったが)
片割れがどうにか上手くやっていけそうで、Aは少し安心した
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くらげ(プロフ) - ゆばちゃむさん» コメントありがとうございます。続きを更新したつもりがコピーしていた非公開のお話が公開済みになってしまっていたようです。ご指摘ありがとうございます、助かりました;;修正後本来のお話を公開致します (2月9日 18時) (
レス) id: ecfffd224b (このIDを非表示/違反報告)
ゆばちゃむ(プロフ) - 初コメ失礼します！とても素晴らしい作品を読めてとっても嬉しいですありがとうございます！最新話が2個前の話と同じ内容ですがこれはバグなのでしょうか、？もしお時間あれば確認してくださるとありがたいです！ (2月9日 18時) (レス) @page18 id: 56d433994e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらげ | 作成日時：2023年9月13日 14時
