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神山くんが元気になったようで
次の日登校してきた
教室に入って私を見るなり
神「昨日は…助かった」
不器用ながらもそう言ってきたから
嬉しくて
『うん、元気になってよかった』
と返すと
そっぽ向かれる
素直やないなぁ
なんてニヤニヤして見てしまう
望「なぁ、昨日ってなに？神山と仲ええの？」
『あ、べつに？』
望「なんやねん…先に帰れとかいうから帰ったのに…」
なんか不機嫌モードののんちゃん
面倒やから放置の一択
今日はどこに行くのか
外は相変わらずの雨だ
神山くんの後をついていけば
『空き教室？』
神「…やと思うやん？」
本棚の下の方をなんかいじってる
するとハイハイで奥に進めるスペースができた
奥に進んでいく神山くん
恐る恐る付いていけば
まさに隠れ家的な書斎
ふかふかなソファと本棚があった
『え、なんでここ…』
神「探検してたら見つけた」
『ホンマ？」
神「…まぁ、知る人ぞ知るって感じやな…卒業した先輩に教えてもらった」
『へぇ』
神「ここ知ってるの、俺とお前だけやから絶対に言うなよ」
『なんで教えてくれたん？』
神「…昨日のお礼」
『ふへ』
神「ニヤケんなアホ」
なんか仲良くなれた気がする
ソファに横になった神山くん
その近くで床に座る私
なにを話すわけでもないけど
一緒の空間にいれて幸せだと感じる
『もう、体調は大丈夫なん？』
神「大丈夫やから来てる」
『やんな』
神「雨の日はしばらくここやな」
『え』
それはつまり
『教えてくれたってこと？』
神「そう思ったならそうなんやない？」
最高のツンデレや
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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました！完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします！ (2019年10月28日 23時) (
レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..？^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ！私も身長が低いので､凄く共感できました｡のんちゃんの気持ちも考えると､複雑ですねぇ…｡これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします！更新頑張ってください！ (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AB
| 作成日時：2019年10月15日 7時
