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望「なぁ、いつもいつもどこに行ってるん?」
『関係ないやん?』
望「あるし」
『なに?』
望「俺が寂しい」
『めんど』
望「なんか最近おまえ猫っぽいな」
『は?』
望「気がつけばいなくなってる…野良猫みたいや」
『褒め言葉やな』
望「は?」
『なんでもないー』
望「ムカつくな…」
ヒョイっと抱っこされる
『ちょ、おろして!』
望「無理…俺の知らんおまえがいるのムカつく…今日は俺のそばから離れたらあかんから」
がっちりホールドされて身動きが取れない
そんな私を遠目で眺めてる神山くん
目があって助けてと口パクするけど
プイッとそっぽ向かれて
見捨てられた
ガーン…
抵抗するのをやめて大人しくなれば
膝の上に乗せられてしまう
そんな隙にいつのまにか居なくなってる神山くん
どこかショックを受ける
特別感を感じてたから
助けてくれるかなって思ったけど
そこまでの関係ではなかったのか
ズーンとテンションが下がる私に御構い無しでずっと抱きしめてるのんちゃん
「ひよこちゃん元気ないね」
「小瀧くんに抱きしめられてるのに…なにが不満なの?」
『全部』
望「なんやねん」
『何もわかってくれない』
拗ねた私
『帰る』
放課後になっても
のんちゃんの許可が降りずなかなか帰れない
やってのんちゃんが友達と話終わらないから
私は帰りたいし
神山くんもさっさと帰ってしまった
なのにのんちゃんがダメって言ってずっと私の手首を掴んで離さないから
帰れない
望「おん、そろそろ帰ろか」
『手首痛い…真っ赤』
望「それは逃げるからやろ?」
逃げようとするから強く握られてて
赤くなってしまった
『束縛する人きらい』
望「うるせぇ、なら逃げんな」
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komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします! (2019年10月28日 23時) (レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..?^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ!私も身長が低いので、凄く共感できました。のんちゃんの気持ちも考えると、複雑ですねぇ…。これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします!更新頑張ってください! (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:AB | 作成日時:2019年10月15日 7時