検索窓
今日:7 hit、昨日:4 hit、合計:153,969 hit

30 ページ30

「ねぇ、いくら好きやからってやり過ぎやろ」


神「は?うっせぇな…いつ帰って来たんだよ」



「お風呂でやってる辺りから」



神「…チッ」



「可哀想にこんなにやられて」



神「…ええやろ、別に」



「ほんま天邪鬼やな…好きなら好きって言えばええやん」



神「誰が…」


「は?この期に及んで好きやないとか言うん?」



神「…うるせぇ」



「そんなん言ってるとこの子他の奴に取られてまうで?」




神「…そんなんさせるわけないやろ…俺のおもちゃや」



「おもちゃ?!何様なんあんた…お前がおもちゃにされて終わるわアホ」




神「うるせぇな、帰れよ…さっさと仲直りして彼氏んとこ戻れバカ姉貴」


「言われなくてもさっき仲直りしたから帰るわ!」


バタンッ…


シーン……




神「はぁ…たく……」









目を覚ませば神山くんのベッドの上で


私のスマホからは鬼電

のんちゃんから



神山くんはというと

私を抱きしめて眠っていた




もぞもぞと動けば


目を覚まして

眠そうにしながらもこちらを見てる



『あ、おはよう…そろそろ帰らな』



夕方の6時を指していて

慌てて起き上がる


神「ん……」


眠そうにしてる神山くんはすごく可愛くて

幼さが見えた


でもちゃんと玄関まで見送ってくれて



『ほな、お邪魔しました…』


神「今度は…連絡してから来いよ」




つまり…また来ていいってことやんな?



『うん、わかった』




不器用ながらもちゃんと話してくれる神山くんのことがやっぱり好きや





心がポカポカしたところで


現実に戻される




望「こんな時間まで何処ほっつき回ってたん?」




家の前で腕を組んで待っていたのんちゃん




『なんで…家の前にいるん?』




望「お前の家に行っても居らんかったから」



『ええやん、何処で遊ぼうと関係ないやろ?』



望「関係あるわ…事故にあったらどうするん?」


『もう高校生やし大丈夫に決まってるやん』




望「ほんまに生意気やわ」



『もう、のんちゃん嫌いっ!』


望「ッチ…なんで俺の気持ちわからんねん!

お前こっち来い!」



グイッと腕を掴まれて無理やり家に引きずり込まれた

31→←29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (234 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
469人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

komari(プロフ) - 楽しく読ませて頂きました!完結おめでとうございます。そろそろ、また久々に神ちゃん受けのBLも読みたいです。元々ABさんの書かれる神ちゃん受けのお話が大好きでずっと読ませていただいているので是非お願いします! (2019年10月28日 23時) (レス) id: 762f7c8dfc (このIDを非表示/違反報告)
@こたしげ - 完結おめでとうございます..で合ってるのかな..?^^: (2019年10月28日 18時) (レス) id: 2007f6b600 (このIDを非表示/違反報告)
ふわふわ - か、か、か神ちゃんのツンデレ最高ですっ!私も身長が低いので、凄く共感できました。のんちゃんの気持ちも考えると、複雑ですねぇ…。これからもこの素敵な作品を宜しくお願いします!更新頑張ってください! (2019年10月19日 1時) (レス) id: 066493aa0c (このIDを非表示/違反報告)
あおてん - 夢のようなお話を、ありがとうございます。 (2019年10月18日 21時) (レス) id: e912941f5a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:AB | 作成日時:2019年10月15日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。