僕が恋した訳ありソロアーティスト【JK】 (ページ30)

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勇気ページ30

YOU

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あんな真正面から好きだと言ってくれる子なんかそうそういない

でも決して嫌だとは思わなかった

『オッパー』

KI「ん？」

出番まで時間があるため楽屋のイスを並べ楽な姿勢をとる

『2ヶ月後くらいに10周年ライブあるじゃん、カミングアウトしたらどうなる？』

デビューして10年、1日限定ライブをすることが1年前から決まっていた

KI「隠していく必要はないしそれでも好きだと言ってくれるファンはいるから大丈夫じゃないか？」

『ずっと嘘ついてたんだよ？嫌いにならないかな』

KI「それで離れていくということは最初からあまり好きじゃなかったということだ。そんな人たちは気にしなくていい」

『だよね～。頑張ってみようかな…』

携帯を触りながらオッパはいたずらっぽく聞く

KI「ジョングクか？」

『なんで急に』

KI「そう思えるきっかけができたってことだろ。支えてくれるような人を見つけれた」

『前みたいに捨てられたら？めんどくさいって』

KI「そうなったらまた俺が慰めてやるよ。一生Aの面倒見るって兄貴と約束してるからな

俺はお前の恋愛事情に口を出すつもりは無い

だけど、ジョングクはそんな奴か？Aの本当のこと知ってめんどくさいとか言って逃げ出すような単純な奴か？」

カッコよすぎか、カイオッパよ

メイクオンニが好きって言ってる理由もわかるわ。私は惚れたことないけど←

この人ジンさんと一緒でオヤジギャグめっちゃ好きな人間だから

でもすごく頼りになるし、実際オッパがいないと私はここまで来れてない

『なんか勇気出た』