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5.お困りの御客様いらっしゃいませ。 ページ5

雨芽が帰った後、探偵社を嫌な沈黙が支配していた。



「え…」



敦がふと声を洩らす

手に握られた依頼書はくしゃと潰れている



「これは何なんでしょう…?」



敦は困った様に微笑んで涙が今にも溢れそうな瞳を国木田に向ける



「それは_」



国木田が口ごもり更に嫌な沈黙が舞い降りる

いつも笑って仕事をロクにすらしない太宰ですら頭を抱え、真剣な表情を浮かべていた



「これの最適解は、駄目だ。探偵社だけでは打破出来ない」



ブツブツと独り言を溢す太宰の瞳には危機感が走り、ドス黒い何かが渦巻いていた

この依頼はあまりにも複雑だった

主犯の思惑、事件内容。

いや、事件内容自体は驚くほどシンプルだ

主犯の思惑が複雑過ぎているのだ

主犯の考えが分からないのならうずまきの店員への被害は避けられない

事はまだ起きていない…が、もう起きても可笑しくない。

うずまきを見張っても狙われるのは店員であり意味がない

店員を見張るにせよ、相手も相手だ。

言うならば、異能形態が圧倒的な程此方が不利なのだ

店員に被害が出ることは避けられない。

それ故、今の探偵社にはどうすることも出来ないのだ

依頼書には、



「拝啓、うずまきの諸君。

この度は我が遊戯への招待状を受け取って頂きありがとうございます

今回は、貴殿方うずまきの諸君の命を賭け探偵君達と勝負をしたいと思いまーす。

あ、折角だしうずまきが大好きな店員の雨芽ちゃん!君も参加する!?

冗談はさておき、一夜ずつ異なる殺害方法で私達は店員を殺していくよ

だから探偵君達は狙われると思われた店員を守り、私達を殺すんだ

因みに、私達の人数は店員と同じだよ〜

初日は…そうだなぁ。

雨芽ちゃんはいない方が楽かな」

___

「雨芽さん!?…さっき帰って…」



敦が声を上げる



「彼女は探偵社に守られたくない、と。」



え…?と小さく敦が声を洩らした。

それも当たり前である。

狙われているのにも関わらず、何故そんな意地を張るのか。

ましてや、何の自信があるのか

敦には理解は到底不可能であった

そして、もう一枚封筒に入っていた敵の異能力者のリスト。

それを見るなり敦は眼を丸くし、その場に立ち尽くした

6.旧双黒(小)様、いらっしゃいませ。→←4.憎い方々、いらっしゃいませ。



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ミレー - ラムさん» いえいえ大丈夫ですよ(*^□^*) 此れからも楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月8日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» ♯41に恐らくあります.......。更新の間が空いてしまい、読みづらくなっていてすみません、(リア友宛で頼まれた小説を書いてるもので) (2019年12月7日 8時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 中也様最後に何を言ったのでしょうか?(。-∀-) 続き楽しみですv(・∀・*) (2019年12月7日 7時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - ラムさん» ありがとうございます(≧∇≦) 楽しみですσ(*´∀`*) (2019年11月22日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» まぁいとこですけどね笑笑 続きは更新しますよー (2019年11月21日 18時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:少女F(旧ラム) x他1人 | 作成日時:2019年7月8日 0時

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