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32.双黒(小)様、白虎様、いらっしゃいませ。 ページ35

「中原幹部」


中也は手袋を手からそっと抜き、パキパキと手を鳴らした

そんな様子を芥川が眺め、敦は殺気を放ちながら異能を発動した



「芥川、手前は雨芽を連れて首領の元へ。
敦は俺が食い止める」

「しかし…」

「俺が負ける訳ねぇだろ?」

「…は、了解した」



芥川は羅生門を駆使し、マフィアビル最上階まで一気に駆け上がった。



__

_


「さぁて、勝負だ。中島敦」

「望むところだッ!雨芽ちゃんを返せ!!」



1歩早く敦が前方へと駆け出す

中也はそんな敦の手に触れ、呟いた



「異能_重力操作」



敦の身体が重しが乗ったようにピクリとも動かなくなる、はずだった。



「…ン?」



ビルへ入ろうとしていた中也が異常な音に気がついた

ピキ、と骨が罅割れるような音がし、ぐちゃりと肉が潰れた音がする。

ゴキバキと聞くだけで気分が悪くなってしまうような音が聞こえるのだ




「まだ、だ」



中也が振り返ると、そこには地面に足を突き刺しながらも懸命にこちらへと進む敦の姿



「おいおい…こりゃ本物の化け物じゃねェか」



中也は台詞のみを吐き捨てると、携帯電話を取り出した

その間も敦は進みよってくる

中也が携帯電話を耳に当て、話し始めた



「おい、手前…敦を壊す気か?」

「さぁねぇ…?探偵社に戻っても与謝野女医は遠方へ出張中…どうしたものか」



電話越しに心をざわつかせる様な甘ったるい声が聞こえてくる



「……あァなら遠慮なくやらしてもらうぜ…?」



携帯を胸ポケットへと仕舞った時、敦は目の前…。

中也は余裕そうな笑みを浮かべると



「《汚濁》」



__そう言った

33.汚濁よ、いらっしゃいませ。→←31.意地よ、いらっしゃいませ。



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ミレー - ラムさん» いえいえ大丈夫ですよ(*^□^*) 此れからも楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月8日 10時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» ♯41に恐らくあります.......。更新の間が空いてしまい、読みづらくなっていてすみません、(リア友宛で頼まれた小説を書いてるもので) (2019年12月7日 8時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 中也様最後に何を言ったのでしょうか?(。-∀-) 続き楽しみですv(・∀・*) (2019年12月7日 7時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - ラムさん» ありがとうございます(≧∇≦) 楽しみですσ(*´∀`*) (2019年11月22日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - ミレーさん» まぁいとこですけどね笑笑 続きは更新しますよー (2019年11月21日 18時) (レス) id: 679c2774ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:少女F(旧ラム) x他1人 | 作成日時:2019年7月8日 0時

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