保健室の住人【今日から俺は】 (ページ42)

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恩を仇で返すようなことしやがってあの野郎共

ﾊｧｯ逃げれたけど、三橋と伊藤は逃げれたのかな？

『悪魔さんちょーっと顔貸せや』

後ろから声をかけられて振り返ると目の前にはナイフの刃があった。

｢ナイフは穏やかじゃないよ～
ね、危ないよ、りんご食べたいなら八百屋に行きな？｣

開久の生徒が大勢で『ナメてんのかゴラァ！』と叫んでAに襲いかかろうとする。

ナイフを綺麗に避けてAはナイフを持っている手を蹴った。

｢っと、こんなもの振り回しちゃいけません！｣

おちゃらけたようにいい去ろうとすると、開久の生徒が起きあがり別のナイフで軽くAを刺した。

『黙ってついてこい』

そう言われて渋々Aは開久について行く。

着いたのは倉庫のような場所。

そこには三橋と伊藤もいた。

あらー袋のネズミ？笑

｢で、アンタ達何がしたいわけ？
アタシらに手ぇ出してんだ死ぬ覚悟くれえ出来てんだろうなあ！

あぁ！どうなんだよ！無言は肯定とみなすぞ
死ぬ覚悟ができてるやつからかかって来な｣

なんてな、と言って開久から没収していたナイフを三橋に渡した。

｢はいプレゼント
三橋！反撃開始だァ！｣

三橋｢俺かよ！俺が反撃すんのかよ｣

｢あたりめえだろ？｣

三橋はどうしたらいいのか分からずナイフを開久の方にぶん投げた。

開久の顔スレスレに飛びナイフは壁に刺さった。

｢ｱﾊﾊﾊｯおっかねえ～

逃げるぞ！三橋！伊藤！｣

と言ってAは走って逃げた。

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