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片桐はヤクザへ向かってパンチを繰り出し、またヤクザも片桐へパンチをする。
ヤクザがよろけた所を相良が殴った。
目をつぶってヤクザが暴れだした。開久の生徒とAはその場を静かに去っていった。
アレなら勝てる
Aはそう確信した。
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「智司が三橋と伊藤のことでなんで熱くなるんだ?
言っちゃなんだけどアイツらは勿論アタシ含めて敵だよ?」
相良「お前は別だろ?幼馴染だしよオ」
「ソレ関係なくない?」
片桐「別に熱くなってなんかねえよ」
いやいや、かんっぜんになってたよ
相良「開久の頭が何やってんだよ」
片桐「なァ…頭ってなんなんだろうな」
相良、A「「はァ?」」
片桐「アイツらは気楽でいいよな」
その日、Aはあまり寝付けなかった。
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いつものように保健室でAは浅沼と駄弁っていた。
ガラッと勢いよく保健室の扉が開いた。
「どうしたんだよ汗だくだよ?伊藤」
伊藤「Aちゃん、ちょっと屋上来てくれないか?」
「ああ、わかった」
伊藤の表情が真剣そのものだったからAは巫山戯ることなく伊藤の後を追いかけた。
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作者名:お肉大好きはるきゃん! | 作成日時:2018年12月12日 22時