〜薬〜 ページ10
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皐月「お姉ちゃんたちまたやってる」
日比野「何で勝手な行動とるんですか!?」
龍崎「ご、ごめんね、日比野さん」
日比野「たまたま連続レ イプ犯見つけたからいいものの。」
皐月「……龍崎さんなんでわかったんだろ」
「多分悲鳴が聞こえたんだよ〜」
あれ、四谷北署の刑事だ。
どうせ手柄横取りでしょ〜
「イークオくん!なになにその人〜」
龍崎「覚醒剤売買及び仲間の売人殺害の容疑がかかってるんだって」
あれ?こいつって……猿渡慶太??
「この人俺一年前に捕まえてるよ〜。あいつは人を殺すような人じゃないからね〜罪、擦り付けられたね。」
「このあと一緒に調べない?」
龍崎「うん。調べよう。」
でも何一つ記録が残ってなかった。
可笑しい。
龍崎「ねぇこれって……」
「俺の読みが当たってれば、事件隠蔽をやったやつがいるかもね〜」
―――
「やっほーこうちゃん。あのさお願いがあるんだけど……」
光輝「あー、竜也の言ってたやつ?売人のやつだろ?」
竜也?
誰それ。。。
光輝「俺らと同じ目的の奴。」
同じ……目的。
「『ひなぎく』で育ったやつでそんな名前のヤツいなかったよね〜?」
光輝「ああ、いない。そいつは『まほろば』ってところで育ってる。」
『まほろば』って!!!
イクオくんの……
竜也って人イクオくんの相棒だったりするのかな〜?
光輝「で、売人の件な。でもこの手の小者なら遠くになんか逃げないぜ?多分路地裏で震えてんじゃねぇの?ま、こいつが人を殺したってんなら話は別だけどな」
「……それは絶対にない。あいつは…ホントは優しんだよ!」
光輝「犯罪者でも悪いヤツじゃない場合があるってんなら世間では純然な立場のやつだって悪い奴がいるんだよ。だから……案外近くにいんじゃないか?犯人。」
!?犯人が……近くに?
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作者名:お肉大好きはるきゃん! | 作成日時:2017年12月19日 16時