第肆拾伍話 制御 ページ9
〜アルミンside〜
可笑しい。Aが動かない。何が起こっているんだ?
ズゥゥン
アルミン「!」
ミカサ「エレン‼︎」
兵士「危ないっ‼︎」
いきなり動き出したかと思いきやミカサに攻撃を始めた。
ミカサ「やめてエレン‼︎私はあなたの家族‼︎」
ミカサがそう言うけど、動きを止めない。
兵士「作戦は失敗だ‼︎」
アルミン「なっ、待って下さい!まだ、そうと決まった訳ではっ」
バンッ
兵士「失敗したものは失敗したんだ‼︎」
と、決めつけられ信号弾を撃たれた。しかし…
貴「……ぐぅ」
まるで、何かきら踠(もが)いているように見える。
アルミン(!まさかっ)
バシュ
ミカサ「!アルミン‼︎」
兵士「危険だ!戻れ‼︎」
僕は急いでAのうなじの部分に飛び移る。
アルミン「A‼︎A‼︎」
一生懸命に呼びかける。
アルミン「Aはなんで調査兵団に入りたいと思ったの⁉︎」
Aにだったら、分かるはずだ。
アルミン「お母さんの仇を取るためでしょ⁉︎」
でもまだあると思う。けど、今のAだったらきっと…
それから何かと呼びかける。すると…
ジュゥゥ
アルミン「!」
バシュ…トッ
Aから蒸気が発せられ、動きが止まった。
アルミン「……A?」
すると
貴「あ"ぁ"ぁぁぁ‼︎」
アルミン「!」
叫び出したかと思うと、こちらを見て
貴『アリガト、アルミン』
アルミン「!A?」
そんな声が頭の中に響いた。そっか、あの不思議な巨人はAだったんだ。
今更だけど…←
Aはそんなことがなかったかのように、大きな岩を持ち上げ、歩き出した。
アルミン「!みんなっエレンを援護して下さい‼︎エレンに巨人を近付けさせないで‼︎」
いける!これならっ絶対に‼︎
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作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年12月30日 10時