陸拾伍話 エレン(夢主)の性別 ページ35
〜ハンジside 続き〜
リヴァイ「エルヴィンの野郎が調べた時に気付き、教えてくれた。で、そうなんだな」
ミカサ「……そうよ」
え!!エレンって女の子だったの!?
男の子の格好してたから、男の子だた思ってた!
リヴァイ「本名はなんだ」
ミカサ「それをいう必要、あるの?」
リヴァイ「あるに決まってるだろ。……じゃなきゃ、俺のこの気持ちはどうなる。((ボソッ」
ハンジ「!!((キッラーーーン」
おぅおぅ、ついにリヴァイにも春が来たぁぁぁ!!!
バキッ__
ハンジ「グホッ))…な、何すんのさ!!」
リヴァイ「いや、失礼な事考えてただろ?当然の事だ」
ハンジ「ゔっ」
す、鋭い;;
リヴァイ「で、本名はなんだ。餓鬼」
ミカサ「…人にものを頼む時の態度がそれ?このチビ」
リヴァイ「んだと((怒」
わわっ、これじゃ喧嘩になっちゃう!!
ハンジ「ね、ねぇ。教えてくれないかな?お願いっ」
ミカサ「……A」
ハンジ「え?」
ミカサ「あの子の本名、A・イェーガー。彼女が捨てた名前」
ハンジ「捨てた?」
なぜ捨てる必要があったのだろう?大切な母から貰った名前なのに…
ミカサ「Aは自分を責めてる。あの日、五年前のあの日、もう少し自分に力があれば大切なものを失う事はなかったのにって…。Aの所為じゃないのに」
ミカサによると、あの日から彼女は女として生きる事をやめ、男として生きようとしていた。
しかし、男と女とで体格が違う。勿論、力も…
だから彼女は少しでも男のような力、強さを求め開拓地にいても、鍛錬をやっていたらしい。
リヴァイ「はっ、結局は自己満足か」
ミカサ「それは、本人も知ってる」
リヴァイ「だったら何故」
ミカサ「人に頼る事ができないから」
リヴァイ「?頼る事ができないだと」
「あんた聞いてなかったの?あの子は前世の記憶を持っていた。いい扱いはされなかったと言っていた。」
確かに言っていたね。
ミカサ「きっと、他の人にい/じめられていたから、誰か頼る人がいなかったから頼る方法が分からなかったとなると、その癖が今も続いても可笑しくはない。人の癖って中々直り難いから私やアルミン、ハンジさんを除いて」
な、成る程…。そりゃぁ、人の癖って中々直り難いよねσ^_^;
ミカサ「とりあえず、あまりあの子に関わらないで」
ミカサはそう言うと、アルミンを連れて行ってしまった。
ハンジ「…なんとかできそ?」
リヴァイ「さぁな」
陸拾陸話 タイトルのネタが思い浮かなくて、次は無しでm(._.)m→←陸拾肆話 初めて見る照れた顔
5人がお気に入り
「アニメ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天空の姫君 | 作成日時:2014年12月30日 10時