伍拾壱話 裁判の結果 ページ21
ドカッ、バキッ
でもわかることはある。それは誰かに殴られていること。
貴(これがあの野郎が考えた作戦、か)
となれば、俺のことを殴ってる人は兵長だろ。
躾と監視という名目で引き入れるつもりか…
貴(面白い((ニヤッ)
だが、この痛み。思い出される記憶の奥底に押し込めてたものがじわじわと身体を蝕む。
貴(我慢しろっ！これは奴等の作戦であって彼奴らじゃない‼︎)
こうしている間にも話しは進み、結果は
ザックレー「エレン・イェーガーを調査兵団に託す」
という事になった。
ハンジ「ごめんね」
貴「……っ」
無事に裁判が終わり、今は手当ての最中。てか、兵長に殴られている間ミカサめっちゃ睨んでたな…兵長を
貴(てか、こんなに強く殴らなくてもよくね⁉︎)
これでも、一応は女の子だよ‼︎←えっ⁉︎by作者
えってなんだよ！えっ⁉︎って‼︎←
ドカッ←隣に座る音
貴「っ！((ビクッ」
リヴァイ「すまなかったな」
貴「……いいえ」
リヴァイ「怖かったか」
貴「いえ。これも作戦のうちだと気付いたんで」
リヴァイ「……そうか」
ダダダダダダッ
貴「……((冷汗」
エルヴィン「？どうかしたのかい」
貴「…いえ、ただ少し嫌な予感が」
エルヴィン「？」
な、なんだろ？厄介な人がここに来そう。
ダダダダ……バンッ‼︎
貴「！」
ミカサ「っA‼︎」
ダキッ
貴「わっ」
ミ、ミカサッ⁉︎つか、なんで名前⁉︎
ミカサ「A…Aっ‼︎」
ダァァァっ、もうどうにでもなれ‼︎←ヤケクソ
貴「ミ、ミカサっく、苦しいよっ‼︎」
二つの気配がこっちに近付いていてそのうちの一つがずば抜けたスピードだったけどまさかミカサだったなんて…
アルミン「はぁ…っ…はぁ…はぁ…っミ、ミカサ〜、は、速いよ〜」
貴「アルミン」
お疲れ様。そして来てくれてありがとう。
リヴァイ「おい、いい加減離れろ」
ミカサ「あ"ぁ？なに言ってんの？離すわけないでしょ？クソチビ」
ちょっ、ミカサ‼︎何言っちゃてんの⁉︎
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作者名：天空の姫君 | 作成日時：2014年12月30日 10時
